Noriko's Cafe♪

先日30代前半の
東京大学法学部卒業の社会人の男性と
ランチをする機会がありました。


洗礼を受ける準備をしており、
もう自分はクリスチャンに絶対なる！と
決めておられます。


それはさておき、
私は一生をかけて勉強しても
きっと【東京大学法学部】には合格しないと思います（笑）


きっとではなく、絶対無理です


どんな脳なんやろか。。。
思考回路はどうなってるんやろか。。。


未知の世界を知る彼に、
法律を学ぶとは、どんなものなのか聞いてみました。


すると、こんなことを言っていました。


法律を勉強するというか、
裁判の時に一つ一つの問題に取り組みますが、
その前に、法律すべての全体像をまず理解することが最前提です。
法の全体をまず理解する。
そして、事件によって、そこで細かく法律を見てゆき、
対応ををしていく。。。という流れなので
法を全体的に勉強した、、、


とのことでした。


彼に言いました。


「聖書の読み方と、まったく同じですね。」


彼の脳裏には？？？マークがいっぱい！
のように見えました。＾＾


そうです、聖書とは
ところどころ読むだけだと、
誤った解釈に陥りやすいのです。


たぶんところどころ読んできた人は
「私は聖書を知らない」と
自分の中にそういった思いがあると思います。


神様のことを読んだ箇所によっては
「こんなの私の知ってる神様じゃない！！」
と主を誤解してしまうこともあるでしょう。


旧約聖書から新約聖書には一貫性がありますから、
聖書に書かれている全体像をまず把握し、
そこから細かい聖句を読み解いていく必要があります。


「そんなの大変！」


と思われるかもしれません。


はい、大変と言われれば、大変です。


聖書を学ぶにはズバリ、
努力が必要なんです。


法律を学ぶにも、英語を学ぶにも、
まったく同じことです。


スピードラーニングですが、
あれもTOEIC９００以上の私からすると
お遊び程度ならいいですが、
本気で学びたいのであればどうかなと思っています。


英語の教師である知人もそう言っていました。


楽して手に入れたい。


その気持ちはわかるのですが、
それでは宝物を手に入れることはできません。


語学は毎日コツコツ勉強を少しづつでも
積み重ねることで、上達するのです。


そんなの無理―！
という人は、英語は上達していないでしょう。


努力する人は、
もちろん上達しているでしょう。


いたってシンプルです。


それは、聖書にも同じことが言えるのです。


神様がド~ン！とある日
聖書の解釈ができるような知恵を
稲妻のように与えてくれる。


どうでしょうか。
祈ればそんなこともあるかもしれませんが、
人間関係でも関係を深めるのには
時間と努力が必要ですよね。


聖書も時間と努力なしでは
残念ながら、キリストにある知識の中での成長は難しいでしょう。


たとえば、聖書の要約を読むことも助けになるかもしれません。


もしくは、少しづつ、聖書を読み進める。
これがベストかなと思います。


祈って、読んで、気づいたことを書く。


それを少しづつ、できるだけ前進させる。


背景の本を読んだりしてもいいかもしれません。


その時代背景も、
どんな人たちを対象に語られたかを知ることも
正しく理解するには必要だからです。


羊の話や、ワインの話など、よく出てくるのは
彼らの日常の中に羊やワインが深く関わっていたためであり、
彼らが理解しやすいように例えに用いられたのです。


ですから、羊の性質を知ったり
羊飼いの仕事を勉強すると
さらにイエス様が何をいわんとしておられるのか
より深く理解することができます。


ですので、ダメだ、いやだ、できない、
であれば、成長は難しく、
神様に助けを求めながら努力していくと
必ず、祝福されます。


そして、み言葉に助けられたり
信仰が深まったりします。


なにより、神様のことをもっと深く
み言葉を通して知ることができるのです。



神に近づきなさい。
そうすれば、
神はあなたがたに近づいてくださいます。

ヤコブの手紙　４：８



私たちの主であり救い主である
イエス・キリストの恵みと知識において
成長しなさい。
このキリストに、栄光が、
今も永遠の日に至るまでもありますように。
アーメン。

ペテロの手紙　第二　３：１８