カテゴリ:怖い話・・・
22歳頃まで住んでいたアパートでの出来事。(そう、前回のD君の裏のアパートね) うちの父親は仕事の関係で1日おきにしか家に帰ってこなかったから、半分は一人で寝てた。 夜中寝ていると、玄関が開いて誰かが入ってくる。 (鍵閉めたから、お父さん帰ってきたんや・・・) そのまま寝たふり。 みしっみしっと畳の上を歩く音がしている。カラン・・すだれを通る。 そうして私の上をまたがりトイレへ。(お父さんトイレ我慢してたんやぁ) でもそれっきり出てこなかった。 そんな事がたびたびあって、一人の夜が怖くなってた時、5歳年下の妹が遊びに来てくれた。 楽しくしゃべって夜も遅くなりそろそろ寝ようと布団を敷いた。 (今日は何にもなかったらいいのになぁ・・・) ・・・・ピピピ♪ 何事もなく朝がきてほっと目覚めると、隣に寝ていた妹の様子が変。 話を聞いてみると、「夜中に誰か入ってきて、布団をめくり足の方からモゾモゾ入ってきたぁ。 怖くってお姉ちゃん呼んだけど全然起きてくれへんしぃ。 で、顔の方に近づいてきて「ちがう奴だ。」って言うて~ん!!ホンマ怖かったよぉ」 ゾッとした。 やっぱり私がいつも感じていた人の気配は確かに「誰か」やったんや。 今、そのアパートは取り壊されて、新しい小さなハイツが建っているけど あの「知らないおじさん」はまだあそこで誰か探してるのかもしれない。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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