契約書というモノは念には念を入れて
三波豊和の「日本が元気です」の取材に、生稲晃子さんが来たのが今から一年ほど前のこと。 その時の取材の記事がこんな風だった。 近頃人気を集める昭和の時代に作られたレトロな品。ここでは伝統の絞り染めをオリジナルの方法でアレンジし、現代のインテリアや服装にも見事にマッチする創作作品を製造販売している。今まで見たことの無いような作品に出会えるはず。生稲晃子:こちらでは絞り染めで作られた色々な商品を扱っていらっしゃるそうですね。それにしてもたくさんの色が使われていて、とても新鮮な感じがします。中井久游:片野絞りという技法にアレンジを加えたオリジナルの方法なんですよ。生稲:普通はもっと単調なデザインが多いですが、こちらはすごく細かい凝ったデザインが素敵ですね。中井:ありがとうございます。デザイン性の高い染物を作る事によって、用途の幅が広がると考えました。生稲:どういった作品があるんですか?中井:のれん・衝立・パーティション・Tシャツ・小物など様々です。のれんや衝立は、和室はもちろん洋室にも意外なほどよく合います。布ですから光が当たるとまた違った表情を見せてくれます。間接照明を使えば昼と夜とで雰囲気が変わり、楽しみ方は色々です。シルクを染めて作ったパーティションは、現在ホテルやエステサロン、レストランやヘアサロンでもご使用いただいております。シルクの透けた感じが高級感を出し、癒しの効果もあるということでご来店するお客様にも大変好評のようです。生稲:わぁ、肌触りも素敵でとってもきれい! 確かにこれなら和室・洋室問わず使えそうです。これでお部屋を区切っても良いし、天井に付けるのも素敵ですね。中井:布選びも気を遣っているんですよ。Tシャツなど肌に触れるものはもちろんですが、小物やパーティションでも素材が良いものはやはり違います。特にTシャツやスカーフはリピーターのお客様がとても多いんですよ。生稲:絞り染めというと着物やシャツやちょっとした小物のイメージが強いですが、こちらでは色々なものを作っていらっしゃって大変驚きました。中井:布というのは変幻自在なものですから、使い方は無限にあると思っています。ぜひ多くの方にオリジナルの方法でご使用いただきたいですね。私自身も色々な商品や絞り染め教室を通し、この伝統技法とその魅力を広く伝えていけるように頑張って参ります。 契約の一年が過ぎて振り返ってみると、まったく無駄な出費だったと後悔している。こちらのサイトからの訪問は全くと言っていいぐらいの微々たるもので、宣伝効果もほとんど無かった。 年間24万もの大金を使ったにもかかわらず、この有様では詐欺に有ったような心境だ。全ての契約者がそうだとは言えないが、集客力の点で力があるとは思えないし、その努力をしている様子も感じられない。 おまけに一年の契約が過ぎてそのままにしておくと、自動的に更新され管理運営費を引き落とされる。こんなことは当初に聞いていないし、常識的に考えても更新間際になれば「どうしますか」という旨の案内が来るのが普通だ。 契約書まがいの申込書の裏に、薄い文字で注意が書いてあったが、そんなものが書いてあることすら殆ど気が付かない。まるで知らずに更新される事を仕組んでいるようにしか思えない。 契約書というモノは念には念を入れて、スミから隅まで読んで不明な点はない様にしておく必要があることをつくずく思い知らされた。