2006年12月の記事一覧 | 歌とこころと心のさんぽ

大晦日

　神宮に露店の小屋のうち並び仕事納めむ仕事初めむ

2006.12.31

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正月気分

　　年毎に正月気分のうすれゆきて白き山茶花はや散りそめむ

2006.12.30

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初雪

　僅かでも成長したかこの一年　初雪降りてあと二日なり　　年賀状を書きながら思う。　　忙しいだけで終わっていないか。やるべき事をやったか成長したか、と。

2006.12.29

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化粧品

　アンプルの一回ごとに使い切る化粧品のあるとぞ知りたり　　防腐剤や保存料が入っていないのだという。　　

2006.12.28

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自家製キムチ

　近頃のオムニも漬けぬ自家製のキムチを少し辛めに仕込む　　豊作過ぎてメチャ安でもない今年の白菜。　　キムチを仕込む季節の到来です。今年の白菜はズッシリと甘味をたたえたいい出来です。　　本場の韓国でも中国からの輸入品が多くなり、自分で漬ける家庭は随分少なくなったとか。　　好きなものは何たって自分で作るに限る。　　白菜２株半を用意。大根、白ネギ、玉ねぎ、細ネギ、にら。下ろしニンニク、しょうが。　　アミの塩辛、魚醤。唐辛子（荒挽きの甘口・粉の甘口と辛口）。だし汁に白玉粉。　　結構準備が大変で、白菜を天日干ししたものを下漬けをして、翌日に本漬けの二日掛かり。　　今年はいつもより辛口を多めにし、ちょっと辛めに漬け込んだ。　　いい具合に水も上がってきて、寒くなる正月過ぎた頃にぼつぼつ食べられるかな。　　レシピが欲しい方は掲示板にどうぞ。

2006.12.27

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季節の残骸

　吹き寄せて吹き寄せ集む神宮のチリひとつなし大鳥居まえ　　熱田神宮で見かけて風景。　　送風機で風を送りながら落ち葉を集め、清掃していた。　　どんな細かいゴミでも吹き飛ばして、塵一つない境内となっていく。　　便利かもしれないが、風情というものがないね。

2006.12.26

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新聞紙

　新聞紙敷く拭く詰める包む貼る　今は読むしか用のないもの

2006.12.25

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夕まぐれ

　小春日の線路の脇の夕まぐれ犬につられて連れションの人

2006.12.24

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タイワンフウ

　　移ろいて裸木に下がる楓（フウ）の実の核に秘めたるサッカーボール　　街路樹に植わられている、別名タイワンフウは紅葉が大変美しい。　　またその果実は個性的で魅力があり、拾い集める人も多い。　　風化して外側の棘がなくなり、種が出たあとのかたちは、　　五角形と六角形で出来ていてるサッカーボールのよう。　　

2006.12.23

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イルミネーション

　　変哲のなき風景のいつの間にイルミネーションおちこちに見ゆ　　久し振りに夕方のジョギングをしたら、随分ときれいな光景が目に入ってきた。　　事務所や店舗、民家の庭先やベランダにクリスマス飾りのイルミネーションが瞬いている。　　数年前からのブームで、我が家の近くの駅もきれいに飾り付けられている。　　

2006.12.22

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政財界

　　生ぬるし政財界を癒着とふ　嗚呼あざなえる縄の如し　　国民を愚弄する自民党とメガバンク。馬鹿にするにも程がある。　　　　

2006.12.21

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一日の長さ

　　一日は年齢分の一なれば年々短くなりて師走　　一日の長さの感覚は、年齢が増すごとに短くなっていく。　　年齢分の一と考えるのが一番分かりやすいとか。二十歳なら1/20、還暦なら1/60というふうに。　　10歳の子供の1/10に比べたら、大人はどんどん短くなっていくのが良く分かります。　　

2006.12.20

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意外な場所

　　翡翠に意外な場所で出会いたり　順応せしは哀しきことよ　　信号交差点の直ぐ横の小さな水路に、小魚を狙うカワセミを見かけた。　　いかにもその場所に似つかわしくなく、人工物の中に生きる姿が哀しい。

2006.12.19

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氷上

　　氷上の位置エネルギーに逆らいていとも優雅に舞うスケーター　　水平上で移動するには氷の上とてかなりのエネルギーとパワーがいる。　　滑って跳んでクルクルまわるフィギュアスケートは、何と過酷なスポーツか。

2006.12.18

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カレーの匂い

　　年寄は何でカレーの匂いするの？　加齢を知らぬ若き娘（こ）が問う　　加齢臭という言葉を聞いて、そう言った。

2006.12.17

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エトランゼ

　　恋人へ落ち葉５枚のエアメール　エトランゼなるプチ・パリの夜　　夕べ、知人が唄う「プチ・パリ」というシャンソニエへ。　　地球の裏側から、日本の恋人に思いをこめて落ち葉を贈るという唄。　　異国の恋人から美しい落ち葉が贈られてくるなんて、シャレてるじゃないですか。

2006.12.16

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黒き鳥

　　数本の松からいずる黒き鳥　小山の空に乱舞し始む　　家の向かいの少し先に小山があり、栖光院というお寺がある。　　そこの大きな松から鴉が９羽飛び立ち、にわかに乱舞し始めた。　　不幸が有ったのだろうか。。

2006.12.15

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命

　　亡くしたる事件の多き年なれば命の文字に託す新生　　今年の文字に「命」が選ばれました。　　尊属殺人・卑属殺人、いじめ自殺など命を粗末にする事件が頻発した年でした。　　唯一、誕生のニュースは紀子様に男児が誕生したこと。　　

2006.12.14

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感動のフレーズ

　　一行のああ感動のフレーズに出会えた今日は月にカンパイ

2006.12.13

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孤独の虫

　　「飼いならせ」と寂聴さんは言い放つ心に巣くう孤独の虫を

2006.12.12

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炬燵

　　底冷えて熱い寒いと言い合いぬ炬燵のツマミでもめし母と息子（こ）　　息子は寒がり妻は更年期

2006.12.11

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染色のコツ

　染色のコツは料理とおんなじで手順段取りまた隠し味　　教室の生徒にいつも言っている事。　　色出しは味付けと同じで、「さ・し・す・せ・そ」をどう組み合わせるのか。　　イメージをはっきりもって、感覚を研ぎ澄ませて・・・　　どんな味でどんな料理にするのか、どんな配色でどんな色を染めるのか・・・　　薄めから始めて徐々に濃くする、反対のものを入れて奥行きを出すなど、料理のセンスそのもの。　　手順段取りはどんなものでも同じで、言うに及ばずですね。　　

2006.12.10

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スプラウト

　　輝きてスプラウトのあおあおと伸びる命を捧げしものよ　　毎年、友人がスプラウトの詰め合わせを送ってくれる。　　様々な種類のもやしたちは、発芽して成長する栄養素を内包して、　　食卓にその身を捧げてくれる。

2006.12.09

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心が読めぬ

　　落日や言葉を持ちし霊長の心が読めぬ生き物となり　　動物と会話が出来るという女性が、夕べのＴＶに出ていた。　　最近は人の心さえも分からない人が多くなった。　　自分の心も閉ざし、相手の心を想像する事さえしない。　　　　根底に有るものは、愛情の欠乏。　　愛された事のない人は、人を愛する事も自分を愛する事もできない。　

2006.12.08

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足芯呼吸法

　　ゆっくりと足の裏から息を吸う丹田に気を集めんとして　　西野皓三氏による西野流呼吸法の教室に誘われて参加してみた。　　全身の力を抜き、丹田に気を集めることで、眠っている潜在能力を活性化させるというもの。　　二人一組でやる「対氣」というリラックス法では、気合と共に飛ばされる。　　熟練の女性達は、同時に踊ったり笑い転げたりして、いかにもリラックスしている。　　長年の頭痛が治り、肩こりや不眠症も改善し、この後は二三日体が軽く調子がいいという。　　大阪市立医専で医学を学びながら、宝塚歌劇団に参加。　　西野バレー団を結成し、由美かおる・金井克子などを育てる。　　合気道師範、中国拳法師範という経歴の西野氏。　　生命の科学である医学・身体の芸術であるバレエ・気力を研ぎ澄ます武道を経て、生命エ　　ネルギーを培う「西野流呼吸法」を創始する。　　多くの著名人が入熟して様々な効果を実証している。

2006.12.07

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言葉のあそび

　遊びたる同音異義語類義語と隠語雅語韻を踏み踏み　　「御教訓カレンダー」に応募してみた。　　こちこちの脳みそを柔らか～くして・・・　　

2006.12.06

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エバンスの枯葉

　十二時の位置に音量上げて聴くビル・エバンスの枯葉が沁みる　　エバンスの意表をつきし即興の枯葉を聴かむ底冷えの夜

2006.12.05

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福徳の護符

　大黒天　毘沙門天に　弁財天　福徳の護符　当選祈願　　秀吉が守り本尊とした「三面大黒」。　　別名「出世大黒」とも言われ、比叡山延暦寺など多くの神社に奉納されています。　　また、福徳のお守りとして、幸運をもたらしてくれるものです。　　宝くじの当選を祈ってこの布で包み、神棚に納めておきます。　　当ります様に！！

2006.12.04

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