半眼を
♪たわむれに座禅するなり 半眼を閉じればそこは夢幻の世界 私がときどきする座禅は半眼が基本。 一般的な瞑想は目を閉じて、現実から離れて自己の内面を指向し、真の自我を追求するもの。 ヨガの最高段階では、肉体により閉鎖している自我意識が瞑想によりその肉体から解放され 宇宙と同調し、宇宙意識を持つようになる状態を言う。 それに対して目を開けてする座禅は、現実社会内でそれと積極的に交流しながら自我を自由 にするもの。 この方法で心を集中させると、脳の分子が同じ方向に整理され脳波がβからαに変わることが 実証されている。眼を閉じるとその作用はかえって、進行されにくいという。 集中力の訓練は絶対に眼を閉じてやってはいけないと戒めている。