■ ラズベリー・パイというソリッド・ケーキ
♪ 手作りのラズベリー・パイ如何です?食べたらきっと幸せになる?‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 久し振りに会った5歳年上の義兄。独学でPCソフトを作り上げてしまうほどの人が今嵌っているのが「IoT」の世界だという。それを独学でマスターしようと毎日嬉々として充実した日々を送っているらしい。PCソフトとは全く違う言語でその扱われる領域も格段に広く、おいそれとは行かないので大変だとのこと。 そこで見せてもらったものに驚いた。「ラズベリー・パイ(ラズパイ)」というもので、カード大のPCで普通のパソコンとほぼ同じ機能を持っているのだという。そこに様々なものをコネクターに差し込むだけで新たな機能を付加させていけるのだという。小さな基板に各種のインターフェースを満載する。GPIOは汎用入出力端子で、電子回路などの外部機器を接続して制御できる。(カメラモジュールは別売) 突起部を含めても87×58ミリと手のひらに載る大きさ(クレジットカード大)で、このタイプだと5,000円ぐらいらしい。 遂にここまで来たかと、ただただ驚くばかり。教育用コンピュータとして普及したものらしく、誰でも簡単にコンピューターを扱えるもので、これ等を使ってオリジナルのロボット制作を勉強するらしい。動かすのに必要なものリスト秋葉原でそろえたラズパイ本体と部品 合計11,443円。「かとえみのRaspberryPiロボット入門」の中に載っている記事より これだけでミニ・コンピューターが手に入り、自分のアイディアのロボットを作る環境が整うという訳だ。詳しくは「かとえみのRaspberryPiロボット入門」で。 ラズパイは最低500円から買えるらしいので、2,000円も出せば上等なものが手に入るようだ。 いやはや恐ろしい時代が来たものだ。これらにAIが組み合わされ、「IoT」の全く新しい電脳社会に突入していく訳だ。 「IoT(アイ・オー・ツゥ)」とは?「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」。パソコンやスマホなどの情報通信機器に限らず、すべての「モノ」がインターネットにつながることを指している。「IoT」における「モノ」とは「ありとあらゆるモノ」を指し、「ありとあらゆるモノをインターネットに接続する世界」のことを言う。 冷蔵庫や洗濯機の家電製品から工業用機器、医療機器、人の関わる生活環境のすべてのもと言ってもいい。 ① 「センサー」でモノから情報を取得する(センシング) ② インターネットを経由して「クラウド」にデータを蓄積する ③ クラウドに蓄積されたデータを分析する。必要であれば「人工知能」が使われる ④ 分析結果に応じてモノがアクチュエートする(ヒトにフィードバックする) ①は、「センサー」には、温度センサー、湿度センサー、加速度センサー、人感センサー、音声を取得するもの、静止画や動画を取得するものなど様々な種類があります。これらによって、モノから情報を取得することがIoTのスタート。 ②は、モノから得た情報を、インターネットを経由して『クラウド』に蓄積」する。インターネット上にはサーバというコンピューターがあり、クラウドはこれ全体を指す概念。たとえば、普段使っているアプリ『LINE』もクラウドを使用しているらしい。クラウド上にデータを保存しているため、パソコンやスマホなど様々な機器で情報を出し入れできる。 ③は、蓄積されたデータを人工知能が分析」し、分析結果に応じて、④の、モノから得た情報を分析して、モノが作動してヒトに最適なフィードバックをする。分析結果に応じた情報がスマートフォンに表示され、分析結果に応じてモノが動作する(温度、湿度、外気温などの情報を分析し、エアコンが最適な状態を保つなどといったことが挙げられる)。IoTのキーワードと全体像 「圧倒的なコスト削減や利便性」。IoTサービス・商品によって、これまで毎月数千円かかっていたものが数百円となったり、これまでかなり手間を取られていた作業が必要となくなったり、そういった突出した利便性、コスト削減についての訴求を考えることで、自社のIoTへの取り組みが加速することが考えられるという。 小型PC「ラズベリー・パイ」で自作した神作品10選の猛者たちが天才過ぎる! 私でもこの世界に入るれそうに思う(実際はそうはいかない)くらいに簡単そうな新しいコンピューターの世界。今後は小学生からラズパイなどを使って、昔、鉱石ラジオを組み立てた様にコンピューターを扱うようになるのだろう。 「AI」も「IoT」も絶対に避けられない。「iPS細胞」も然り。 一体どんな社会になり、どんな人類へと変貌していくのだろうか。怖がる必要はないが、悪用されることと、使用する側と否定する側の「分断」が何をもたらすものかが、危惧されて仕方がない。◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集2012年12月発行●「手軽で簡単絞り染め」