■ 平野美宇の次がこれだ、日本女性の底力
♪ 才色と家柄兼備のアドベンチャーいずれ宇宙に鈴(りん)響かせむ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2017年4月13日に北極点到達に成功し、「エクスプローラーズ・グランドスラム」(七大陸最高峰・北極点・南極点到達)を南谷真鈴(みなみやまりん)が、世界最年少の20歳112日で達成したニュースには心底たまげたねぇ。 こんな凄いことをやる若い女性が日本人だなんて、和泉雅子〈女性として世界で2人目(1人目は1986年の犬ぞりでのアン・バンクロフ)の北極点到達。徒歩による到達は初。〉もびっくりだろう。それも昔の男顔負けの山女ではない、飛び切りの美人と来ている。 商社勤めの父親の赴任で香港に暮らした13歳のときに山に取りつかれ、エベレストに登ることが目標になったという。1歳半のときマレーシアに渡り、中国の大連、上海と12年にわたって移り住み、幼いころから様々な国で転校を繰り返してきたらしい。 カナダの学校、アメリカンスクール、中国、日本、イギリスなどを転々と移動していたようで、当然ながら英語、中国語はペラペラ。 登山家になろうと決心したのは、17歳でエベレスト登頂に成功したネパール人女性の「ニムドマ・シェルパ」さんが紹介されていた新聞記事がキッカケだったらしい。 ネパール北東部の貧しい農村地区で生まれ、国連WFPの給食支援を受けながら、学ぶことの喜びを知りました。2008年5月に、ネパールの女性登山隊の一員として世界最高峰を登頂。エベレスト登頂後は、世界7大陸最高峰踏破を目指す女性登山隊「7サミットウーマンチーム」に所属し、登山家として活躍。(画像クリックで、WFPの記事へ) 凄いのはそのモチベーションの高さと行動力。16歳になると親の援助を受けず、一人で100社以上にメールを送り、支援を求めて足を運んだというから恐れ入る。クリックでオフィシャル・サイトへ 1996年12月20日生れ 2015年(18~19歳) 1月 - アコンカグア登頂(6,959m) 南アメリカ大陸(アルゼンチン) 7月 - キリマンジャロ登頂(5,895m)アフリカ大陸(タンザニア) 8月 - モンブラン登頂(4,810m)ヨーロッパ(フランス・イタリア) 10月 - マナスル登頂 12月 - コジオスコ登頂(2,228m)オーストラリア大陸(オーストラリア) 12月 - ヴィンソン・マシフ登頂(4,892m)南極大陸(南極半島付近) 2016年(19~20歳) 1月 - 南極点到達 2月 - カルステンツ・ピラミッド登頂 3月 - エルブルス登頂(5,642m)ヨーロッパ大陸(ロシア連邦) 5月 - エベレスト登頂 (日本人最年少)(8,848m)アジア大陸(ネパール・中華人民共和国) 7月 - デナリ登頂(6,194m)北アメリカ大陸(アメリカ合衆国) 2017年(20歳) 4月 - 北極点到達 早大へ入って、学業と両立させながら、2年余りでの快挙。 植村直己に触発されて登山家になった野口健が、25歳で七大陸最高峰の世界最年少登頂記録を更新したのと比べてみても、そのすごさが分かる。 エベレストは、2016年5月19日には俳優のなすびと二十歳の伊藤伴が登頂成功している。19日の時点では伊藤伴がエベレスト登頂最年少記録だったが、その4日後に南谷真鈴が記録を更新してしまったのだ。伊藤伴はどんな気持ちだっただろうか。 「何故そこまでして山に登るのか?」と聞くと、「自分で “自分” の中に綴じ込めていた “自分” を解放することが出来るから」という答えが返って来るらしい。 「やりたいことをリスト化るれば、いまやるべきことが見えてくる」(『自分を超え続ける』)。次はヨットで世界一周を目指すという。このままいくと将来は、宇宙へ向かうのは必然のなりゆきと思える。◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集2012年12月発行●「手軽で簡単絞り染め」