● そういえば、介抱詐欺っていうのがいたっけ
♪ ヒーローは月光仮面のごとくして助けた後は消えるが定め‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「金と共に去りぬ」 ゴーン・ウィズ・ザ・マネー (GoneとGhosnを掛けて)。カルロス・ゴーンは、巨万の富を手にして「シロッコ」のように去っていく。嗚呼!何と悲しきドラマだこと。田中角栄を思い出した人も多いでしょうね。 権力を握ると人は変ると言いますが、変わったわけではなく基からその素養があって、それを誰に遠慮することなく表に出せるようになったというだけの事。ヤバイかもというリミッターが働かなくなり勘違いしてしまうのが、この権力という魔力の恐ろしいところ。 政治の世界に常住し、スポーツ界などどこにでも現れる。マスコミを喜ばし世間を騒がす質の悪い怪物だ。スカーレットのセリフAs God is my witness, as God is my witness,they're not going to lick me !I'm going to live through this and when it's all over,I'll never be hungry again !No, nor any of my folks- if I have to lie, steal, cheat, or kill !As God is my witness, I'll never be hungry again ! 「神が私の証人、神が私の証人、 私は決して負けない! この苦難を生き抜いた暁には 私は二度と飢えはしない! 家族も二度と飢えはさせない、 たとえ、偽り、盗み、欺き、殺しをしてでも! 神が私の証人、 私は二度と飢えはしない!」 (菊千代さん訳) ラストシーンでは次のセリフが印象的だった。有名なこの一言のために、この映画があったと言ってもいい。 「Tomorrow is another day.」 確か映画では「私には明日があるわ!」と訳されていたと思います。 カルロス・ゴーンに、明日はないね。 「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」のキャッチ・コピーが目に入った。 ゴーンとよく似てるということで、今回の事件で迷惑してるのかと思いきや、彼の最新作映画のタイトルだった。宣伝効果は抜群だったろうねえこのタイミングは。こんな風に並べられて ローワン・アトキンソン氏は細身のスーツをぱりっと着こなす折り目正しい英国紳士だそうで、彼の言葉の端々からその教養の高さと、育ちの良さが見て取れるという。彼自身は常に周りを巻き込み、とんでもない問題行動ばかり起こしている「ミスター・ビーン」とは正反対の人間らしい。 カルロス・ゴーンも救世主の仮面をかぶった盗賊だったってわけだ。人の弱みに付け込んできて親切に介抱・介護してくれる、何とか詐欺となんら変わらない悪質なヤツ。