〇〇 待望のDL-103入手
♪ 愉しみを重ねて作るミルフィーユサクッと美味い今日を食べ初む 念願だったDENONのDL-103の新品をメルカリでゲット。 日本初のレコード・蓄音器製造会社、および日本初の業務用録音機器製造会社を起源とするプレミアムオーディオブランド。DENON(デノン)の名品のそのクオリティーの評価はうなぎのぼり。 1964年発表されて以来、¥16,000(1970年頃)、¥19,000(1978年頃)、¥35,000(2015年頃)と価格はどんどん上昇してきた。今では希望小売価格は53,900円となり、専門ストアで48,950円(税込)で売られている。 今まで、中古品が幾つか出品され、正規品も出品されていたが迷うばかりで買えなかった。それが並行輸入品で32,180円で出品され、しばらく眺めていた。ネット販売でいろいろ売れて臨時収入が入ったことでもあり、今買わないともう買えないと思い決断。 この齢になって、ようやく長年の夢がかなったというわけだ。 輸出用の取説 40年も使い続けていたが、途中あまり聴かない時期もあり、それほどひどく傷んでいるとは思っていなかった。 それがいざ装着して試聴すると、ビックリするほどのいい音だ。そんなに摩耗していたのか。ハードユーザーでもないので、何時間使用で針交換するべきかなど考えもなかった。やはり交換時期はとうに過ぎていたようだ。 10年ほど前にプリメインアンプは新品に交換しているが、プレーヤーはそのままだ。本来ならそっちも交換するべきだがここまで音がよくなったのら、まあ良しとしよう。 義父が持っていたクラシックのレコードを改めて聴いてみようと思う。あまり良い針で聴いていたわけでもないが、使用頻度もそれほどでもないだろから問題ないだろう。また、そんな違いが分かるような機器でもないのだし・・。 いろいろ新しいことを始めることになった今年。楽しみの一つがグレードアップした。新しい針でジャズを改めて聴き直すのはもちろん、あまり好きでなかったLPも年を取って聴き直すと存外良いかもしれない。齢を重ねたことで分かることもあるし、音が良くなって気づくこともあるだろう。★ 難病で中途失明した詩人の小泉周二さんの詩。とてもいい詩だ。 自分の主人は自分だ。すべてを決めるのも指令を出すのも自分。すべてが自分の手の中にある。 自分の思うとおりに生きてこそ、そのその主従関係が成り立つ。それをしないのは無責任だし、卑怯でもある。