〇〇 人と犬、雲と大地と語る朝
♪ メラトニン、オキシトシンにセロトニン自然の一部となりて生きらん 昨日は早朝5時半にウォーキング。どんな雲が出ているのか、写真を撮るのも楽しみだった。どんよりと曇ってスッキリしない。 運動公園は芝生の養生中とかで立ち入り禁止になっている。ハスクバーナ・ゼノア(Automower 305)は、Amazonで税込186,667 円する。 早朝にもかかわらず草刈りロボットが、カリカリという音を立てながら黙々と芝をカットしていた。昼夜構わず、疲れも知らず、文句も愚痴も言わない。残業代も要求しないし福利厚生費用も掛からない。山羊による草の駆除を見るのとは対照的な風景だ。この日の日の出は5:15 寺本駅の跨道の上で朝日と対面。 せっかく早起きしたのだ、朝日が見えないとね。やっぱり、昇ったばかりの朝日を迎えるのはいい気分だ。 いつもの様に秋葉神社の階段を駆け上がる。この日は中ほどの踊り場で休まず、一気に120段を駆け上がった。さすがに最後はへろへろだったが、何とか上り切った。スクワットなどの筋トレをやっているお陰で、体はすこぶる軽い。アングルを変えて・・ 定点観測の場所として眺める風景。朝日が正面にあって、だいぶ東に移動しているのがわかる。 この時期は、さすがに早朝に犬の散歩をさせる人が多い。いろんな犬が見られて楽しい。補助輪を付けて散歩している犬もいて、会うのはこの日が二度目。腰がダメになって歩けないと聞いていた。 以前に会った時には写真を撮るのが憚られてスルーしてしまった。飼い主は開けっ広げの人のようで、行き交う人たちと気安くやり取りしている。それならいいかと、今回は遠慮なく撮らせてもらった。健気に前脚だけで、ちょっと変則的な歩き方。楽しそうに散歩のつづきへ・・。 この日は5匹5種類の犬とスキンシップ。人懐っこい犬が多いが、中には怖がって唸り声をあげるのもいる。 珍しい高級な犬には出会わなかったが、一見何だか分からない犬がいた。赤毛のスラッとした短毛の大型犬で、いかにも精悍な顔と身体つきをしている。聞くと「いろんなのが混ざっている雑種だよ」と。 中年の、でっぷりした西郷隆盛然とした人で対応が素っ気なく、写真を撮るなんて雰囲気じゃなかった。別れてから、ああやっぱり撮らせてもらえばよかったと思ったりする。 4人連れが向こうから、それぞれ違う犬種の愛犬を連れてやって来る。その中の一匹が、一見シベリアンハスキーのよう。しかし、毛の色が茶色系だ。聞くとやっぱり、「ハスキーです」と。 「色が違うんですけど。」 「いろんなのがいるんですよ~。」 また犬について、新しい発見をした。 朝の挨拶は20人ぐらいにしただろうか。イヤフォンを付けてまったく聞こえていない人、聞こえているのかいないのか何の反応も示さない人も何人かいる。他人とコンタクトを取るのが嫌いな人かと思うが、せっかくの気持ちのいい朝をそんな風にやり過ごしてしまうのはもったいない。 色んな人がいろんな思いでウォーキングしている。健康のためにしていることが却って逆効果になると思われるような人もいる。体が傾いたまま歩いたり走っている高齢者もいる。必死の形相で走っている高齢者を見ると、“ガンバッってるなあ” と感心してしまう。 夏の早朝はいろいろいて面白い。処暑も過ぎ、この朝はしきりにコオロギの声が響いていた。確実に季節が移ろっていることを感じる。 雲は仲たがいをして徐々に離れ離れになっていく。2時間後にはかなり晴れ間が出ていた。午後にはかなりの暑さとなり、知多市でも34度を超えたようだ。市の中央郵便局に車で荷物を出しに行き、その外に暑さに閉口。台風の影響が出る前以来、久し振りにクーラーを点けた。 その猛暑を象徴するような夕焼け。東の空に、緋色に染まった雲が広がっていた。 今日は京都へグループ展の打ち合わせに行く。38度の猛暑予報が出ている京都だ。いかに暑いかを確かめに行くようなものだ。