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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2010.12.26
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テーマ:短歌(1697)
カテゴリ:游歌
        ♪  じいちゃんと呼ばれる人に

          ならぬまま

          おやじのままで年を越えらむ 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 我らの同級生は、孫を持つ歳になっても若い頃とちっとも変らない。

 団塊の世代最後の我々は、年寄りになることをほとんど信じていない節がある。
 若いものに道を譲るなんて発想がそもそも根本にない。

 兄弟も多い事から新家を構えているということもあるし、昔のような隠居という概念がないし、世間体を気にすることなく自由な価値観で生きている。


 着ているものも若い時とあまり変わらないし、じじ臭いものを避けてさえいる。
 Tシャツやトレーナーは勿論、Gパンやスニーカーだって穿くし、息子のジャージのお下がりを着たりもする。

 自分は晩婚だったので同年に比べれば子供が比較的若く、未だ結婚すらしていない。当然、孫なんていない。
 もし孫が出来たとしても「おじいちゃん」なんて呼ばせないだろう。


 私は、サラリーマンではないので定年もなければ退職金もないし、年金も微々たるもの。老後の生活を悠々自適に過ごすなんて、夢のまた夢の話だ。
 ”老けこんでなんていられない”というのが厳しい現実でもあるのだ。

 ウルマンは「青春とは人生のある時期ではなく、心の持ち方をいう。」と。
 そう、好奇心と向上心をもって前だけ向いて生きて行くしかない。

 サムエル・ウルマンは「青春の詩(うた)」を70代で書いたとされる。

  人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
 
  人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
 
  希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる


「日歌」が千首を超えたのを機に「游歌」とタイトルを変えて、
2009年2月中旬より再スタートすることにしました。
「ジグソーパズル」 自作短歌百選





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最終更新日  2020.02.14 11:35:28
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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