♪ 語尾の〈て〉が耳に残りて車窓にはおみな語れるけものおる山
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岐阜は隣の県なのに飛騨と美濃の区別が分かった様でよく分からない。郡上は確か美濃で高山は飛騨だったか。それじゃ先日行った中津川はどうだったっけ?
それで調べてみれば、こんな風な区分けになっていることが分かった。
中央線を利用するし中央自動車道もよく走ったものだが、位置的なものとなると県境とか市の境などは全く分かっていない。この図を見て、中津川は岐阜の外れにあって長野との県境にある。そう、あの恵那山トンネルをくぐればそこは長野の飯田市へ抜ける。
恵那山トンネルは中央道のかなり高いところを通っていて、抜けて南下してくると眼下に恵那市が見えて来る。その山々に囲まれた盆地に傾斜を成して広がっている佇まいが好きだった。
周りが山だけに獣がそこここに現れ、カモシカやイノシシに出会うのは珍しくもないことらしい。日本料理店で猪の肉の話が出て、一発で仕留めたものでないと美味しくないという。何故かと聞けば、暴れ回って全身に血が回ってしまうと血抜きがうまくいかず、肉が不味くなるらしい。この店では2-3歳のメスしか料理に出さないんだとか。柔らかくて臭みもなく美味しいらしい。大きくなったのは固いし臭みもあってダメだという。
鹿の肉も同じ様なことが言えるのだろう。時期と肉の部位によってはかなりの美味だと聞く。以前、頂いた肉をフライにして食べたら旨かったこと。駆除したからと獲った獣の肉が必ずしも美味しいとは限らないようで、ジビエと謳って料理に出すものはそれなりのものでなければ期待を裏切られる。
先日行ったエリアの北方
高校の時に「田立の滝」でキャンプしたことがあるし、南木曽の駅をスタートし、妻籠から馬籠まで歩いたこともある。中津川まで歩こうと思っていたが、疲れてしまってヒッチハイクに切り替えて駅まで行ったことなどを思い出したりした。それほど身近な存在のこの岐阜と長野の県境。
妻籠・馬籠は今、外国の旅行者であふれているらしい。何故だか白人が多く、京都などのようにアジア系の観光客は少ないという。ネット上に最初に情報を載せたのが白人だったのだろう。
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