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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2019.05.28
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テーマ:短歌(1697)
カテゴリ:話題・情報

♪ 恋なんか面倒臭い愛犬と幸せホルモン出し合っている


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 昨晩、BS1スペシャル「ベイリーとゆいちゃんが教えてくれたこと」を観ていて、とてもとても感動した。
 日本最初の「大病院専属セラピー犬」のベイリー。そのベイリーに支えられながら、重い病と決別する大手術を受ける少女、ゆいちゃんの日々を追った番組。その中で展開されるセラピー犬の神秘的ともいえる行動の数々。

 人と犬の間には、種が違うにもかかわらず「互いに愛情を感じ、心を癒やし合う仕組み」が確かに存在するという事実。犬と人が見つめ合う時、「オキシトシンが、人だけでなく犬の方にも同様に分泌されている」という驚きの研究が・・。

 ハンガリーのエドベシュローランド大学で犬に人間のさまざまな声を聴かせ、脳の活動を調べる実験を行った。その結果、犬の聴覚野には人間の声色から感情を読み取る場所があることが分かってきたという。
 まずは、犬に人の笑い声やうれしい声を聞かせると、聴覚野の活動が活発になる。つぎに、不機嫌な声を聞かせると、活動は低下した。似たような仕組みが、人の脳にも備わっている。
 つまり、犬には人間と同じように、人の喜怒哀楽を読み取る能力があると考えられるというのだ。



 さらに、4年前にアメリカの科学雑誌サイエンスに掲載された、犬の研究の世界的権威・麻布大学の菊水健史さんの研究は、犬だけが持つ人との特別な関係を明らかにしたもので世界の研究者を驚かせたという。
 菊水さんの実験に参加した犬とその飼い主。互いに見つめあったときに人の体内で、脳の下垂体から「オキシトシン」というホルモンが分泌されることが分かった。相手への愛情を深め、絆を強めるホルモンである。幸せホルモンと言われるものだ。



 オキシトシンには心を癒やしたり、体の痛みを和げたりする働きもあり、犬と見つめあったときに人間の体内のオキシトシンは3倍以上に増加。これが、犬のセラピー効果の大きな理由だと考えられるというのだ。

 ベイリーは10年前に、アメリカで医療犬として特別な訓練を受けている。訓練は1年にも及び、森田さんも一緒にトレーニングを受けている。



 9年前に日本初の「大病院専属のセラピー犬」として活動を始め、これまで3,000人以上の子どもたちを支えてきた。今回の病院は神奈川県立こども医療センターで、月曜日から金曜日の朝9時にやって来る。



 この病院に入院している子どもはおよそ400人。脳腫瘍や白血病の治療で、生まれてから一度も病院の外に出たことがない子もいる。セラピー犬の役割は、長期の入院で心が沈みがちな子どもたちに寄り添い、治療に前向きになってもらうことだ。

 しかし、ベイリーは人間ならもう80歳のおじいちゃん。大きな手術を目前に控えているゆいちゃんを退院まで見届けるのが、引退間近のベイリーに任された最後の大仕事。
 手術室の前まで同行し、ゆいちゃんが手術室に入ったあとでも、閉じられた扉を見つめたままベイリーは動こうとしない。

 5時間に及んだ手術は無事に成功。しかし、ゆいちゃんは痛みがひどくてほとんど眠れず、翌朝になってもグッタリと横になっていた。しばらくは、刺すような痛みが続くという。
そこに、森田さんに伴われてベイリーがやってきた。痛みで体が動かないゆいちゃんのために、ベイリーがベッドに乗って添い寝をした。
 30分後、森田さんがそろそろ行こうとベイリーを促すが、ベイリーは動こうとしない。いつもは森田さんの指示に忠実なベイリーだが、引っ張っても従わないのである。そうしているうちに、ゆいちゃんが眠りにつくと、安心したベイリーがようやくベッドから離れた。


ベイリーと行動をともにしている「ハンドラー」の森田優子さんは看護師。
ファシリティドッグのハンドラーは、看護師や臨床心理士など
医療従事者である必要があるという。

 珍しく指示に従わなかったことについて、森田さんはベイリーの行動に理解を示す。
「ベイリーが自分がそこに求められているというのが分かっての行動なので、今までの経験値から考えてるのかもしれないなと思いますね。」
 この件(くだり)を観ていて、じんわりと涙が湧いて来て仕方がなかった。犬にも当然ながら心がある。させられているのではなく、自分の心が判断して思いやりを持って対応している、その十二分に分かっていることの凄さ、そして気高さ。


 この犬と人の不思議な関係を追及するため、「オオカミはどのようにして犬へと進化したのか?」を考察する研究も合わせて紹介している。ロシア遺伝学の父、ドミトリー・ベリャーエフ博士が始めた研究は、繁殖の難しいオオカミの代わりにキツネを使用している。

 

 詳しくは重い病の子どもたちを支えるセラピー犬 ベイリーに詳しく書いてあります。

 5月30日(木) BS1スペシャル、午前9時00分に再放送がある。


 セラピードッグと言えば日本初の「名犬チロリ」を忘れる事は出来ません。是非この一冊も読んで下さい。涙無くしては読めません。

 


 ゴミ箱に子犬たちといっしょに捨てられて、殺処分寸前に助けられたチロリ。人間にたくさんいじめられてきたにもかかわらず、ラピードッグとしてやさしい笑顔と深い思いやりで、弱った人間の心をいやす。不幸のどん底からはいあがってきた一匹の犬が、献身的にお年よりをケアする姿・・・





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最終更新日  2019.05.28 16:45:05
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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