♪ 鯉が跳ねツバメは飛ばずフランスの圭となおみの明日は如何に
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ヒロシマ・カープは、球団記録を更新する月間20勝で5月を締めくくり、2位・阪神に4ゲーム差をつけ、セ・リーグ全球団に勝ち越し。25日には11連勝していて、4月16日の広島は4勝12敗で借金8だったが、翌日の17日からは24勝6敗1分けと、わずか31試合で貯金を2桁に乗せている。
ヤクルト・スワローズはというと、49年ぶりの15連敗を喫して70年の球団ワースト16連敗にあと「1」に迫る超不振。月間20敗は球団ワーストだ。
そして全仏テニス。錦織圭の昨夜の試合はすごかった。フルセット、4時間26分の死闘をものにし、5年連続の16強入りを果たした。5ゲーム目の出だしは0—3とリードを許し、それからの逆転勝利。その粘り強さに感服するばかり。錦織の最終セットの勝率は歴代1位の74・4%。5セットマッチでの勝率も78・8%(21勝6敗)で歴代6位。相手を前後左右にゆさぶり、ラリーで粘る錦織らしさが勝負どころで発揮された戦いだった。
全仏はタイブレークがない。世界ランキング32位のラスロ・ジェレ(23)=セルビア=を相手に、6—4、6—7、6—3、4—6、5セット目は6-6から2ゲーム連取で勝利をもぎ取るという、観る側には最高の試合だった。
大阪なおみも、フルセットを逆転してタイトな試合をものにし16強入りを果たした。全米、全豪に続くグランドスラム3連覇に向けて粘り強いところを見せている。
3連覇を達成すれば、68年のオープン化以降では初の偉業となる。すでにライバルが敗退しているので可能性は大いにある。
今大会後も世界ランキング1位を維持することがすでに確定しているし、1年前には考えられなかった大躍進には目を見張る。
そういえば「ナオミの夢」という歌があったっけ。ヘドバとダビデのドュエット。この二人がイスラエル出身だとは知らなかった。日本に滞在した1週間で日本語歌詞を付けてレコーディングだとか。
クリックでYouTubeへ 軍隊時代に知り合い、65年にプロ・デビュー。日本では67年に「哀愁のイエルサレム」で初めて紹介されるが、70年に開催された第1回東京国際歌謡音楽祭に「ナオミの夢」を引っさげて出場して見事、グランプリに輝いている。
クリックでヘブライ語版へ それで急遽、日本語ヴァージョンが録音された。それをA面に、本来のヘブライ語ヴァージョンをB面にしたシングルを発表。71年オリコンの総合チャートで第1位を獲得。当時、オリコンのチャートが始まってまだ3年余りの時期ながら、第1位を記録した5組目の洋楽アーティストになったとか。
大阪なおみの夢は叶った。出来過ぎなくらいだ。いいタイミングで出て来たとも言え、そういう星に産まれたという事なのだろう。こうなったらとことん行くしかない。前人未踏のテニスの女王として世界に君臨してもらおうじゃないの。
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