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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2019.06.13
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♪ なでる手によりくるにこげ陽をすかしぴぴの背中に六月が来た


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 油断してピピに仕事場の椅子を乗っ取られた。仕方がないのでもう一つ椅子を運び込んで、狭いところに並んで座る。無下に追い払ったりしないのだからお猫様にとっては極楽ってもんだ。


苦紗弥先生のところの猫がこれを知ったらここの主人は、
“人間の鑑だ” とばかりに喜んでくれるだろう。

 今年は何故か、自分で毛づくろいのついでに咥えては引っ張って盛んに毛を引き抜いている。ストレス? そんなもの心当たりがない。過保護なほどの猫かわいがりしているのだから、まったくお門違いだ。毛が生え変わる時期なので体がこそばゆいのかも知れない。撫でてやればそれだけで抜けるので家中に毛が落ちて困る。それでたまにカミさんが梳き節で手入れしてやったりするが追いつかない。

 こりゃあ私の出番かと、体毛を気にする人が剃毛の代わりにガムテープでやるあれを真似てみる。千切ったガムテープを輪にしてポンポンと背中に当てて毛を取るなんてことはやったこともあるが生ぬるい。長いまま胴体一杯に貼り付けて、毛の向きとは逆方向に一気に引き剥がす。面白いように抜けてガムテープにびっしり付いて来る。
 嫌がりもしないところを見ると結構いい気分なのかも知れない。それではと、ひっくり返してお腹の方へも強引に貼り付けて、ビビーッとやる。そんなのを何度かやっているのを見たカミさんが「ガムテープがモッタイナイ」と言ってきた。自分の出番がなくなるのを心配したか?

 
猫は紐というものがとても気になるらしい。

 紐を見せると即座に反応する。猫の本能を刺激するらしく必死の体で捕まえに来る。爪を立て口にくわえて、そりゃあもう楽しそうに。もし猫に機嫌が悪い時があるとしたらこの紐を使ってご機嫌を回復させることは簡単だろう。


「coco de cow」の牛に見られながら極楽ごくらく。

 PC机の椅子と仕事場の椅子を屑籠などを置いてピピに座らせないようにすると、仕方なしに仕事部屋の机の上で寝る。気温が高い日はこういう風だ。


カメラを向けたら恨めしそうに顔をあげた。

 今朝みたいに小寒い朝は仕事部屋の机に設えた棚の下のここが定位置。かなり不服の様子。ここへ落ち着くまでは「座布団のある何時もの所で寝たいよー!」と、かなりしつこく鳴いていた。いつもの事で、“こっちも困るんだから” と無視をしていると諦めてここへ上がる。これも一つのパターンではある。

 呼んでも返事もしないくせに欲求だけは人一倍押し付けて来る。まあそういう自分本位なところが可愛いんだけどね。







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最終更新日  2019.06.13 08:35:06
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
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