♪ 薬など飲まぬ代わりに一杯のお酢に託して令和を生きる
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「酢」が身体に良いということが盛んに言われ、様々な種類のものが作られ売られています。その酢を美味しく楽しく意外なアレンジで摂る方法を、ラジオ(NHK ごごラジ)のゲストが紹介していました。
私も最近、血圧が高めなので何らかの方法で下げてやろうと思っていた矢先だった。そので耳をマイクにして興味深く聞いていた。「酢の酢酸が血圧を下げる」効果があるのは聞き知っている。酢酸が体内に入ると細胞から血管を広げる働きをするアデノシンという物質が分泌されるためらしい。
効果を発揮するには、毎日摂り続けないとダメということも知ってはいる。
この図からすると、摂取を止めると元に戻ってしまうことが分かるものの、絶対値はかなり下げ止まりしている。高血圧の薬を飲み続けることを思えば、こちらの方が一挙何得になるか分からない程のもの。
ラジオを聞いていて、触角がブルブルッと反応したのがこれ。
「牛乳に入れて飲む」牛乳のたんぱく質が変化してヨーグルト状になってとても飲みやすくなるという。
私は毎朝、必ず牛乳を200mlは飲んでいるので、それに大匙一杯の酢を混ぜるだけだ。それで血圧が下がるなら言うことなしだ。
で、今朝さっそく牛乳に大匙一杯の米酢を入れて飲んでみた。何じゃぁ?ヨーグルト状になんかなってないし、米酢の特徴がかなり残ってるゎ。良く混ぜなかったのが原因かな? やっぱり米酢は飲むのにはキツイかもなぁ。黒酢か白ワインビネガーを買って来るか。
ラジオでは他にも、「酢は酸味のあるものと組み合わせると甘くなる」というちょっと信じられない話もあった。「酢とレモン汁を1:1」で混ぜるだけで見違える味になるとか。これもあまり期待しないで「少し甘味が増す」程度に考えていた方が良さそうだ。
それから、「辛味と酸味は良くマッチして旨味を増す効果がある」トムヤンクン、インド料理はそれをうまく利用していると言い、「油と酢の相性がとてもいい」ので、様々な料理に使わない手はないとも。
酢には抗菌作用があるため、腸内の悪玉菌を減らす作用があり、さらに、酢に含まれているグルコン酸は善玉菌が大好きなエサなんだとか。酢をとることで善玉菌が増え、元気に活動するようになるというわけ。
腸の血流がよくなって、ぜん動運動が活発になると、腸内環境が改善されて便秘が解消されるとともに、活性酸素の発生を抑制してくれ、疲れにくくストレスに強い体になるという。
酢は血糖値を下げる効果もあるという。血糖値は血液中のブドウ糖の濃度で、血糖値を下げるために膵臓からインスリンが分泌される。分泌が減少すると脳梗塞などを引き起こす原因となるので、血糖値の上昇を抑えられればそのリスクが軽減されるという訳だ。
クエン酸には生活習慣病の原因のひとつである「コレステロール値を下げる」働きもある。
★疲れがとれる
糖と酢を一緒に摂ると疲れをすばやく回復してくれます。
★食べ物がおいしくなる
酢の持つ酸味と香りが食べたい気分を刺激してくれる。
★肌がツヤツヤになる
酢が血流を良くするので、肌の新陳代謝が良くなる。
★骨が丈夫になる
カルシウムなどのミネラルは酢と合わせると吸収されやすくなる。
毎日摂取するにあたっての要領と注意
☆毎日大さじ1(15ml)が目安
☆空腹時に酢をとると胃を痛めるので、食事中や食後がいい
☆酢をドリンクとして飲む場合は、5〜10倍を目安に薄めること
☆穀物酢や米酢は香りや酸味が強くツンとする
黒酢や果実酢にはそれが少なく飲みやすい
☆15mlを一度に摂っても、3食に分けてもかまわない
牛乳とお酢でカッテージチーズが作れちゃうらしい。
これは後で試してみることにして、取りあえずレシピだけ書いておく。
牛乳 500ml、酢 大さじ1杯 所要時間 : 15分
①500ml(1カップ)の牛乳を器にいれラップをしてレンジで4分加熱
鍋に入れて温める場合は沸騰する前の60~80℃にすること。
②牛乳に酢を入れ、よくかき混ぜる。
2~3回混ぜるとすぐに分離してくる。時間がある時は、そのまま人肌くらいまで冷ます。
③たんぱく質とホエーが分離するので、ザルなどでこす。(ホエーは捨てない!)
④出来上がったチーズをキッチンペーパーなどで水切りしたら完成!
厚手のキッチンペーパーを敷いザルをボウルの上に置き、分離したチーズを濾すのが手っ取り早い。そのまま自然に水分が切れるまでおき、搾らない。
水分が多めだとなめらかな食感となり、少ないとしっかりした食べごたえになる。
⑤そのまま塩コショウで、クラッカー、サーモンなどと一緒に食べたりと好みで・・。
酢の種類
☆米酢 酸味がおだやかで、料理に使いやすい。
☆白ワインビネガー やや強い酸味を感じる。オリーブ油を使ったドレッシングに合う。
☆レモン汁 ほかの酢と比べて香りがやわらかい。チーズはきめ細かくフルーティーな味わいで、デザートにぴったり。
400mlの牛乳から、120gのカッテージチーズと約280mlのホエーができる。
分離した液体・ホエーには、タンパク質をはじめ、カルシウムなどのミネラルも多く含まれていて栄養があるので捨ては勿体ない。シロップやはちみつをいれて飲んだり、スープの茹で汁の代わりなどに使う。
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