♪ 唯一の存在である凡夫かな浜の真砂に抗いのあり
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ご存知の方も多いと思いますが、田中彩子というソプラノ歌手の声域の凄さ。そのコロラトゥーラには度肝を抜かれますね。いったい何オクターブ出るのでしょう。
2014年のCDデビューアルブム
18歳で、100年にひとりとも称されるハイ・コロラトゥーラの才能を認められ、音楽の都ウィーンに留学している。
もともとはピアニスト志望だった。歌手への分岐点はある音楽研修で発声練習の時、そのハイトーンの伸びのある声に「ものすごい才能がある。私が教えるからウィーンに来なさい」と元宮廷歌手に誘われたのが切っ掛けらしい。
22歳で名門スイスのベルン州立歌劇場でデビュー。田中の歌声は、繊細さと軽さが特徴とされ「まさに天使の歌声」、「鳥のように美しい」とその超絶的歌唱が賞賛を浴びてきた。
2019年Newsweek日本版の『世界が尊敬する日本人100人』に選ばれている。
「華麗なるコロラトゥーラ」レコーディング映像
夜の女王のアリア~歌劇《魔笛》(モーツァルト)より
2018年のバレーボール世界選手権開会式で日本・アルゼンチン国歌独唱を務め、2019年7月12日には、WBA世界ミドル級タイトルマッチにおいて、王者ロブ・ブラント(アメリカ)、挑戦者村田諒太(日本)それぞれの国歌を独唱している。
田中彩子 / ドキュメンタリー
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海外生活が長く(昨年で16年目)4-5年ほど日本語を全く話さんかった時期もあり、日本語がちょっと怪しいところがあるのも愛嬌があっていい。単語の収集が時代劇だったりして、変な言葉使いになったりもするらしい。その代わり日本語を含めて4カ国語が話せるというから、天は二物どころではない才能を彼女に与えている。
日本人初とか東洋人で初めてとか頭に注釈をつけて言われることも多かったが、10秒を切る100mランナーがいるし、様々な分野で世界のトップで活躍する日本人は多い。こういう世界でも日本人が活躍する時代になったんだねぇ。努力すればできるというレベルをはるかに超えたところで世界と渡り合える日本人。
田中彩子さんは現在35歳。脂がのって来る年齢になって、4オクターブ出るという声にますます磨きがかかって来ることでしょう。
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最終更新日
2019.09.17 08:34:47
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プロフィール
sunkyu
日本の四季と日本語の美しさ、面白さ、不可思議さ、多様性はとても奥が深い。日々感じたことを「風におよぎ 水にあそぶ」の心持ちで短歌と共に綴っています。 本業は染色作家
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サイド自由欄
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
「アーカイブ」
◎ Ⅰ 短歌
◎ Ⅱ 知っていて損はない話 健康と生活編
◎ Ⅲ 興味深いこと
◎ Ⅳ 興味深いこと パート2
◎ Ⅴ 自然界 地球 異常気象など
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