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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2019.09.25
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カテゴリ:話題・情報

♪ 早やも来て柿葉に紛る目白らの里に何かが起こりおるらん


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 グレタ・トゥーンベリさん(スウェーデン人)は15歳だった2018年に、温暖化対策を取らない大人へ抗議するために、学校を休んでスウェーデン議会の前に座り込む「学校ストライキ」を始めた。         クリックで Wikipediaへ
 彼女の主張に世界中の若者たちが賛同。たった一人で始めたストライキは各地に広がった。気候変動への対策を訴えてスウェーデンの国会前で座り込みを続け、一躍話題となった。


(左) 2018年に一人で抗議運動を始めたトゥーンベリさん。
(右)2019年、国連気候行動サミット直前の9月20日に世界各地で開かれた「グローバル気候マーチ」に参加した人たち

 9月23日に米ニューヨークの国連本部で開かれる気候変動に関する会議に、出席したいと言い続けていた。ただ、移動手段が問題だった。
 航空機は大量の燃料を消費し二酸化炭素を放出するなど、環境への負荷が大きい。クルーズ船も同様だ。そのトゥーンベリさんに声をかけたのが、モナコのヨットクラブ「チーム・マリツィア」。全長18メートルのレース用高速ヨット「マリツィアⅡ号」での大西洋横断をもちかけ、実現した。
 8月中旬にイギリスから大西洋を横断し、2週間かけてニューヨークへ。

 9月23日、ニューヨークで開かれた「国連気候行動サミット」に出席し、地球温暖化に本気で取り組んでいない大人たちを叱責した。
 トゥーンベリさんは世界のリーダーを前に、時に涙を浮かべながら激しい口調で約5分間のスピーチを行った。


     「トゥーンベリさんのスピーチ(全文)」
 私から皆さんへのメッセージ、それは「私たちはあなたたちを見ている」、ということです。私は今、この壇上にいるべきではありません。私は海の向こうで学校に行っているべきです。それなのに、あなたたちは私に希望を求めてここにきたのですか?よくそんなことができますね!

 あなたたちは空っぽの言葉で、私の夢そして子供時代を奪いました。それでも私はまだ恵まれている方です。多くの人たちが苦しんでいます。多くの人たちが死んでいます。全ての生態系が破壊されています。私たちは大量絶滅の始まりにいます。それなのにあなたたちが話しているのは、お金のことと、経済発展が
   ↑ YouTubeへ    いつまでも続くというおとぎ話ばかり。恥ずかしくないんでしょうか!

 30年以上にわたって、科学ははっきりと示してきました。それに目をそむけて、ここにやって来て、自分たちはやるべきことをやっていると、どうして言えるのでしょうか。必要とされている政治や解決策はどこにも見当たりません。あなたたちは私たちに“耳を傾けている”、そして緊急性を理解していると言います。しかしどれだけ私が怒り悲しんでいようとも、私はそれを信じたくありません。

 なぜなら、もしあなたたちが状況を理解していながら行動を起こしていないのであれば、それはあなたたちが邪悪な人間ということになるからです。私はそれを信じたくありません。二酸化炭素排出量を10年で半分に減らしたとしても、地球の平均気温を1.5℃以下に抑えるという目標を達成する可能性は50%しかありません。そしてそれによる取り戻しのつかない連鎖反応を埋め合わせることは、制御不能になります。



 あなた方は50%でいいと思っているのかも知れません。しかしその数字には、ティッピング・ポイント(小さな変化が集まって、大きな変化を起こす分岐点)やフィードバックループ(フィードバックを繰り返して改善していくこと)、空気汚染に隠されたさらなる温暖化、そして環境正義や平等性などの要素は含まれていません。
 そして、私たちや私たちの子供の世代に任せっきりで、何千億トンもの二酸化炭素を吸っている。私たちは50%のリスクを受け入れられません。私たちは、結果とともに生きなければいけないのです。

 「気候変動に関する政府間パネル」が発表した、地球の温度上昇を1.5℃以下に抑える可能性を67%にするために残っている二酸化炭素の量は、2018年1月の時点で420ギガトンでした。今日、その数字はすでに350ギガトンにまで減っている。なぜこれまでと同じやり方で、そしていくつかの技術的な解決策があれば、この問題が解決できるかのように振舞っていられるのでしょうか。現在の排出量レベルを続ければ、残っているカーボンバジェット(温室効果ガス累積排出量の上限)は、8年半以内に使い切ってしまいます。

 しかしこの現状に沿った解決策や計画は作られないでしょう。なぜならこの数字は、とても居心地が悪いから。そしてあなたたちは、それを私たちにはっきりと言えるほど十分に成熟していない。あなたたちは、私たちを失望させている。しかし、若い世代はあなたたちの裏切りに気づき始めています。未来の世代の目は、あなたたちに向けられている。



 もしあなたたちが裏切ることを選ぶのであれば、私たちは決して許しません。私たちはこのまま、あなたたちを見逃すわけにはいかない。今この場所、この時点で一線を引きます。世界は目覚め始めています。変化が訪れようとしています。
 あなたたちが望もうが望むまいが。
             HUFFPOST より

 彼女の行動を、「親の操り人形」と揶揄したり、自閉症、ADHD等と中傷する人たちがいる。
 また、「子供の小使い銭金でスウェーデンからニューヨークまで来られるはずがない。親がやれせているのだろう。子供を洗脳して出汁にしている。児童虐待だ!ちゃんと学校に行かせろ!」なんて実態を知らずに言い放つ輩もいる。
 自分だけが分かった様な気になって、実際は何も知らずにイチャモンを付けているだけの、その辺に溢れているクレーマーの如きもの。こういう人等は一体何を支えに生きているのだろう。
 自分だけ良ければいいという、まさに彼女が最も軽蔑している大人たちだ。

 すべての分野で低年齢化している時代。タブーがどんどん消えていく中での若者たちのパワーと情熱がまとまれば、計り知れないエネルギーが生まれる。蟻の穴から堤が壊れるごとく、パラダイムシフトが静かに動き始めたのかも知れない。







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最終更新日  2019.09.25 18:49:12
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◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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