♪ 一本の木につどいくるいきものの羽毛(はね)ひかりおる秋の子午線
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たまに見かけるコゲラ。昨日の夕方近くにすぐそばの柿の木を、パッパッと切れの良い身のこなしで飛び移っているのが目に入った。あの白い横縞の模様が何とも言えずお洒落な感じで好きな鳥だ。
何時以来かとこのブログを検索すると、2017年9月23日の日記にやはり同じ柿の木に来たことが書いてあった。2年ぶりのことで、そのぐらいこの辺りでは目にすることが少ない鳥だ。
曇天で薄暗い夕間近なので、バカチョンカメラでは
あまり上手に撮れないのが悲しい。
木の幹や枝にいる虫を探しているが、キツツキの専売特許のドラミングなどは見られない。シジュウカラも同じように虫を探しに来るので、そうそう虫は見つかりそうにない。せっせと虫を駆除してくれるという意味で、彼らは益鳥の仲間といえる。
ちょこまかと良く動きまわる。
全長15cm。日本で一番小さなキツツキ。日本では北海道から沖縄・西表島までの、ほぼ全国に分布・繁殖していて「渡り」はしないし、まあ大きさもスズメぐらいだしそう珍しくもない存在のようだ。地方ごとに色彩に変化があり、多くの亜種に分けられているらしい。
この写真から判断すると、やって来たのは二羽ともに雄らしい。
アオゲラ
おお!なんとお洒落で美しい鳥だろう。こんなのが庭に来たら
一日中眺めていてもいいくらいなもの。
自然界の作り出す造形には、計算されたごとき美しさがある。
コゲラに次いで身近なキツツキらしく公園などでもみられるというが、知多半島などでは到底みられない。もっと内陸部の森に囲まれた様な場所では珍しくないのだろ。
中途半端な海に近いこの地方は深い森などは無い。なので極ありふれた野鳥しか見ることが出来ない。鳥好きにとっては決して良い環境とは言えない。
そうか思い出した。4年ほど前、ネットで話題になっていたこの写真の鳥は「アオゲラ」だったんだ。必死の形相で、その美しさが台無しだ。
偶然に出くわして撮ったスクープ画像。合成写真では無さそうだと専門家も認めている。
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