♪ ルーチンのまずは始まりリセットのスムーズにして佳き日なるべし
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
わが家族には便秘で悩む人は一人もいないが、世の中にはそういう人がたくさんいて、「一週間出ない」なんていう話を聞くとゾッとしてしまう。
朝、スッキリして始まる(排便には快感も伴う)はずの一日が、何かの具合で出ない日があったりすると、一日中落ち着かなくて困る。
とに角よく噛んで水分を適度に摂るようにしているし、就寝前と寝起きのコップ一杯の水分を摂るように心掛けている。夜中、トイレに立てばやはり一杯の麦茶を飲むことにしている。尿路結石で痛い思いを何度も経験しているし、腎臓に石があることも分かっているので出来るだけ水分を取る必要があることも幸いしている。
いぼ痔の持ち主でもある私は、便秘は禁物。たまに硬い便の日があるといきまないように、慎重に時間をかけて出すようにしている。また、予鈴が生って直ぐにライブが始まるカミさんとはエライ違いで、催して来た気がしてトイレに入っても直ぐには出ない。おっとりゆっくりで時間がかかることが多い。
それで、時間を潰すためにNHK短歌のバックナンバーを置いてパラパラと眺めたりする。最近は辞書(和英辞典と英和辞典、国語辞典)なども置いてあって、日常で “あれって何ていうんだっけ” というのがけっこうあるので、それを思い出して調べてみたりする。これがなかなか良い。静謐な時間を独り占めできるトイレタイム。これを充分楽しまなきゃモッタイナイなぁと思ったりするわけ。
ここで、ようやく本題に入る。
【便秘の解消方法】について。
昨夜、テレビでやっているのが目に留まった目から鱗の新事実。便秘の人の腸は「ぜん動」運動がとにかく弱いらしい。便秘でない人は200倍の速さで激しく動いている。これを「大ぜん動」と言うのに対して、便秘の人は辛うじて弱弱しく「ぜんどう」しているに過ぎないらしい。
それを解決するのは「8時間何も食べない」というもの。
間をあまりおかずに腸に食物が入ってくると、「まだ動く時じゃない」と判断して「大ぜん動をしそこなってしまう」のだという。
とに角、就寝から起床までの間、8時間以上何も食べないようにすることで「大ぜん動」を起こさせることが出来るようになるらしい。 |
確かに我が家では、デザートに果物を食べることがあっても、寝る前に何かを食べる習慣も癖もない。なので翌朝も腹が減るのでしっかり朝食が摂れるので、腸にもいい刺激になっているのかも知れない。起きてすぐに出ることもあるにはあるが、たいがいは何かを食べた後に催してくる。
※ぜんどう(蠕動)運動とは、消化した食べ物を腸の中で移動させたり、便を体外へ排出させたりする動きのこと。
【出た!「便秘」新対策で劇的改善SP】2016年9月のNHK「ガッテン」ある大学病院を中心に行われている方法で、8割の人に効果が期待できるというもの。
★「大ぜん動」を促して便秘を解消する方法
毎日夜寝る前に「うつ伏せゴロゴロ寝運動」をすると、大腸に溜まったガスを追い出すことができる。すると、ガスのために動きがにぶくなっていた大腸が活発に動けるようになって「大ぜん動」が復活!便秘を解消する効果が期待できると。
1、夜寝る前にうつぶせの状態になり、10分間動かずにじっとしている。
2、この時おへその辺りに枕やクッションなどを敷くと、より効果的になる。
3、10分経ったら、体を左右に転がすように傾ける動きを5往復やる。
※高齢者や体の不自由な方、腰などの関節に不安がある方などは、痛みが出ることがあります。決して無理をしないでください。
※食後2、3時間は避けてください。
★食物繊維を効果的に摂る方法
食物繊維は「便秘予防」に効果はあるが、「便秘改善」には逆効果の場合もあるので注意が必要とか。
1、便秘の時は、うどんやお粥など消化吸収のよい炭水化物をとるようにする。
2、便秘が解消したら再発予防のため、出来るだけ食物繊維をとるよう心がける。
便秘の時に食物繊維を摂っても便秘が解消されない、「お腹が張る」などの症状がある方は、ぜひ試してみてくださいと。 |
「やや前屈みになった姿勢は、便を押し出すための腹圧の方向と、便が進む方向が一致するので排便には適している」という。
便座に腰かけて膝に肘を乗せて、本を読む姿勢は理に適っていると言えるわけで、図らずも私のトイレ慣行は正しかったわけだ。時事用語辞典なんか置いてあると良いんじゃないの。
|