♪ 年の瀬の気温にならず年末の気分失せゆく光の大地
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毎日が異常に暖かい。スキー場ではまったく雪のないところも多く、ほとんどスキーが出来ない状況だ。
日照時間で開花が決まる花以外の花は狂い咲きしたりして調子を狂わせている。わがさ庭の紫陽花は落ちるはずの葉が落ちず、テイカカズラは一枚たりとも紅葉せずに青々とした葉を陽光に晒している。
23日の気象庁。2019年は、日本の年平均気温の速報値は基準値(10年までの30年平均)を0.92度上回り、1898年の統計開始以来 最も高温となる見通しと発表。暑くて熱くて、そして暖かい日本列島。
傷んでいたエサ台を作り直し、さっそく餌を乗せてやった。しかし、こう暖かくては野鳥もまだまだ餌に不自由はしていないだろうから、当分はやってこないだろう。まあ、早めに餌の在り処を教えてやる意味も有って・・・。
日本の年平均気温偏差の経年変化(1898~2019年)
※2019年は1~11月の期間から算出した値(速報値)を用いている。
基準値は1981~2010年の30年平均値。
世界の年平均気温速報値は、基準値(同)を0.42度上回り、1891年の統計開始以来で2番目に高くなりそうだという。日本のみならず世界中が、というより地球全体が、確実に温まっている。
確定値は日本分が来年1月、世界分が同2月にそれぞれ公表されるらしい。
22日午前9時、太平洋のカロリン諸島付近で、熱帯低気圧が台風第29号になった。この時期に台風が発生した年は、年末から1月2月にかけて大雪が降ることが多いという。
台風がフィリピンから西へ去るのにともなって太平洋高気圧が消え、偏西風の向きが南へ変わって北からの寒気がググっと日本列島を南下することによってのことらしい。年によっては南岸低気圧の通過もあったりする。
★2017年(平成29年)12月から2018年(平成30年)2月の日本の冬は、冬型の気圧配置の強まることが多く、2018年1月中旬前半・1月下旬・2月上旬など、日本海側では何度も大雪となった(北陸豪雪、福井豪雪)。
★2016年(平成28年)は、1月17日から18日にかけて、日本の南を南岸低気圧が東へ進み、関東甲信を中心に大雪となった。19日から20日には強い冬型の気圧配置のために日本海側を中心に大雪となり、太平洋側の平地でも雪の積もったところがあった(平成28年1月集中豪雪)。
★2014年(平成26年)は、2月4日正午から6日にかけて冬型の気圧配置となり、下層寒気については「10年に1度」の強い寒波が日本列島に流れ込み全国的に寒い日が続いた。低気圧が急速に発達を続けたため8日・14日と2週続けて広い範囲=関東・甲信越・東北(主に福島県と宮城県)(新潟県の一部も含む)地方を中心=に大雪となった(平成26年豪雪)。
2014年から2017年まで、4年連続で師走に台風が発生していて、去年は無くて今年再び発生したというわけだ。
オール・オア・ナッシングでは困る。可もなく不可もなく、いい塩梅ってところで収まって欲しいものです。
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