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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2021.02.14
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テーマ:短歌(1697)
カテゴリ:話題・情報

♪ 底にある確かな何かを恐れいて女を押え抑える男

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 オリンピック組織委の森喜朗会長が女性蔑視ともとれる発言で、各方面から批判を浴びて辞任することになった。70代以上の男性には確かに男尊女卑の傾向があることは否めない事実でしょう。社会にそういうベースがあって「女子供じゃあるまいし」という言葉が平気で使われていたし、女性の側にも男を立てて後ろに引っ込んでる方が都合が良かった。ウーマンリブ運動の時も女性の側から反対運動が起こったりもした。

 しかし、ジェンダーが叫ばれ、夫を「旦那様、主人」と呼ぶことに異議を唱える時代となって、夫婦別姓まで現実味を帯びて来ている。男の側だけの価値観からすれば、腑に落ちない理解できない言動、思慮が浅くて視野が狭い、などとステレオタイプに捉えて来たことは間違っていたのだと、男の側が視野を広げて女性を再認識する時代であることを示している。

 しかし、自分も含めて70歳以上の人に理解させるのは難しいかも知れない。知識として頭には入れていても心底からそう認識するまでには至らず、かなりの時間を必要とする気がしてならない。


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豊田市「西山公園」

 ただ現実に目を向けると、若い女性の活躍が多方面で目立つようになってきている。ポテンシャルの高さを目の当たりにすることも多く、実績が積み重なっていくことで嫌でも認めざるをえない状況が顕著になって来た。
 この朝日新聞の「ひと」欄には女性が登場することも多く、若い女性の活躍は目から鱗のニュースだったりもして、良い時代になったもんだと爺は感心するばかりです。

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拡大します

 ICU(国際基督教大学)に在学中。幼少期にポーランドで過ごしていた時期があり、「子供の頃から何とでもしゃべっていて、水とか花とかに話しかけて対話していました。『昨日の夜、寒かったでしょ』と言ったり。自然にそうしていましたよ。変わったところがあった。ガーナに最初に行ったときも、お礼を言いたくて行ったんです。いつもチョコレートに勇気をもらってきたから、こんなにおいしいチョコレートを作ってくれて、ありがとうって。」

 そこでカカオと出会い、ガーナ人と仲良くなり、そのカカオ生産のあまりにも劣悪な状況を目の当たりにして一大奮起して・・・。
 “米粉を作る機械を使えばチョコレートを作れる” と言う噂が10年ほど前からあり、彼女はその米粉の機械をガーナに持ち込んで、チョコ制作につなげた。カカオをすり潰して、それを砂糖と混ぜる。カカオを生産しながらチョコレートの味すら知らなかった農家の人たちは、そのチョコレートを口にするなり、皆一様に笑顔を浮かべ、一層カカオに対して強いこだわりを持つようになったという。

 頭が良くて物おじしない、良い環境で育ったことをうかがわせて、そのポテンシャルはかなりのものを感じる。人のために活動・活躍することを運命づけられた人なのかも知れない。

「MAAHA chocolate」
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MAAHA」はガーナで挨拶の言葉を意味する。(145MAGAZINEより)
 昨年のバレンタインデーに、西武池袋本店の『チョコレートパラダイス2021』で世界の名だたるブランドと肩を並ベて陳列されたとか。

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 ガーナでは多くのフルーツが生産されるものの冷蔵庫はないので保存できず、処分していた。それらのフルーツを、網の上に載せて風通しのいい場所に乗せて、保存して固めておいたのだそうです。
 ドライフルーツと合わせたMAAHAのチョコの味は、濃厚でほろ苦く、その大人の味わいはカカオの風味を直に感じられる格別なものだとか。

 ★クラウドファンディングで資金を集めるための「Good Morning」での記事「私たちのチョコレート工場から、ガーナにカカオ革命を!」が素晴らしい。資金は当初100万円を目的としていたが、最終的には400万円を集めて事業化することが出来たらしい。
 ★エシカルSTORYの「ガーナに暮らす『おせっかい起業家』のにやにやがとまらない!(田口愛さん)」のインタビュー記事も興味深いので、是非ご覧ください。


 世界的に見て、日本の女性が活躍する割合はまだまだ低いのが現状です。
 世界153カ国を対象に男女格差を測る「ジェンダー・ギャップ指数」(2019年版)で、日本は昨年の110位から121位に後退し、過去最低となった。指数は経済、政治、教育、健康の4分野で女性の地位を分析し、総合順位を決めている。女性の政治進出が遅れていることなどが原因という。

就業者及び管理的職業従事者に占める女性の割合(国際比較))
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引用:内閣府男女共同参画局 男女共同参画白書 令和元年版
 今回のオリンピックに関わる問題を契機に、企業も組織も一般の人々も意識が変わって行くでしょうから、森喜朗はいい石を放り込んだということになるのかも知れない。





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最終更新日  2021.02.14 08:54:50
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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