♪ 小悪魔が死を宣告にやって来て己が子孫を残して去りぬ
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「クソ~、頭に来た!」 爺さまがプンプンに怒っている。
なんでかって!? 毎年、チュウレンバチにやられて樹形が崩れ、冬に思い切り切り戻しをしてやってようやく新芽が伸び貴重な蕾が付いたところに、あの小さな悪魔の「クロケシツブチョッキリ」が新芽を枯らしてしまったんです。
注意はしていたらしく、「もうそろそろ消毒しないといかんなア」と思っていた矢先だったらしい。雨が降りそうだったので、雨の後の晴れた風のない日にでもしようかと思ったのが間違いだったって・・。
蕾の茎に産卵して新芽を枯らしてしまう。折れた茎や蕾の中で幼虫が育ち、折れた蕾はやがて地面に落ちる。そして幼虫は土の中にもぐって蛹になって越冬し、翌年にまた襲来するという。バラの大敵、飛んでもないヤツなのだ。
噴霧器で散布するのは何かと面倒だし、大量に使う訳でもないので、爺さまはスプレー式の薬剤散布を買ってこようかと考えている。5種類の成分を配合してあるという「ベニカXネクストスプレー」が良いらしい。
薔薇には、アザミウマ類、アブラムシ類、オオタバコガ、クロケシツブチョッキリ、コガネムシ類成虫、ゴマダラカミキリ成虫、チュウレンジハバチ、ハスモンヨトウ、ハダニ類、うどんこ病、黒星病に有効とある。
病気も、間もなくやって来る「チュウレンバチ」にも効くな都合がいい。これさえあれば万全だろうって。
「クロケシツブチョッキリ」というゾウムシは「カクテル」ばかりを狙って、「バレリーナ」の方にはほとんど行かないんだって。茎が柔らかくて産卵しやすいんだろうか。逆に「チュウレンバチ」の方は、最初、旺盛に芽を出しまくっている「バレリーナ」に産卵しに来る。それで、「バレリーナ」の方には来ないと思って安心していると、いつの間にか幼虫がビッシリ付いて、丸裸になっちまてたりする。
近所に、庭中に大きな鉢植のバラをズラーっと並べている家があるらしいんだ。地植えと違って管理がしやすくって、鑑賞するにも都合が良いんだろうね。こういうバラ好きの人にとって、これから秋までの間、ず~っと管理が続くのでしょうから大変だろうねぇ。
ペットと同じで愛着が愛情に変わっていって、何かで枯れたりしたらペットロスみたいになっちゃったりするんだろうか。
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15日は、日の光が強まって、冬に比べて虹が現れやすい時期といわれる七十二候の「虹始見(にじはじめてあらわる)」。
二十四節気「清明」の末候にあたっていて、北海道などの雪国では降るものが雪から雨に変わって、雪では見ることのできない虹が見え始めるころという。
そんな中で台風2号が発生していて、フィリピンの東に達した後、進路を北寄りに変えるだろうと予想されている。
この付近の海面水温が28度以上と高くなっているため、18日午後3時時点の予想中心気圧は、940ヘクトパスカル、19日午後3時には、中心気圧が925ヘクトパスカルまで発達すると予想されている。現時点で、日本付近への影響はまだはっきりとしないらしいけど、要注意なんだってよ。
去年は来なかった分、今年はいくつか上陸するかも知れない。爺さまは、丸裸にされたこの家が台風の直撃を受けたらタダじゃ済まないかも知れないって、すごく~心配している。
週末17日(土曜日)には前線の通過で、まとまった雨が降ると同時に南東の風が強いらしい。また庭先が水浸しになるかも知れないって、ここでも気をもんでる・・。
「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
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