♪ 巣ごもりに飽いた人らが列をなすウィークエンドのホームセンター
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何の変哲もない更地にもよく見ていると、野生の生きものにとってはそれなりの意味がある事が分かる。色んな鳥がやって来ては何かしらやっていて、それを眺めるのも結構楽しい。
カラスが番でやって来て、巣の材料を物色していたりする。
カワラヒワやムクドリ、キジバトなども草の実を食べに来る。 ムクドリの群れに釣られてやって来た雀(手前)は、単独でも来るようになった。 雨が降って水たまりが出来れば、ムクドリが水浴びをしているし、少し前にはツバメが巣の材料を採りに来ていた。雀が水ではなく、砂浴びをしていることもある。
野鳥は命の糧を得るのに必死でどんな状況になってもそれは変らず、日常の変化にもすぐに対応して強かに生きている。
植物にとっても、この時期はもっとも輝いて見える時でもある。その内面に秘めていたものを誇らしげに披露して、人の眼を楽しませてくれる。
周囲が更地になってしまって丸裸という、何とも情けない殺風景な庭に精いっぱいの個性で眼を楽しませてくれている。東側の境界に5段のブロックが設置されたあとをどうするか。今までとは違う植物で「立体的に飾ってやろうか」と考えながら、雨に濡れる庭を眺めている。
テイカカズラ、コバノランタナ、ツルバラ、カロライナジャスミン、ミツバアケビなどの蔓性の植物を高い位置から垂れ下げ或いは立ち上がらせたりして、柔らかに目隠しになるようにと考えている。
最初は良いが管理で出来なくなって放っておくと、間違いなくジャングルになるだろうなぁ。
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昨日、ウォーキング中に見た黄色いバラの咲いているお宅に行って、「通りがかりのものです。先日、黄色い薔薇を見てあまりに美しかったので挿し木にしたいのですが、一枝いただけませんか?」と図々しくお願いしてみた。
出て来た70代後半と思しきお婆さんが快諾してくれ、もう花は終わって花殻が付いている若い枝を2枝切ってくれた。お礼に、用意していった手製の小さなメモ帳を差し上げ、帰って早々に挿し木しておいた。
植える場所があまりないのに、ナニワイバラも挿し木してあるし昨年挿したミニバラも花を付けている。原種に近い薔薇は手入れも簡単ということで気は楽だけれど、どんな風に配置してやろうか。
葡萄の棚が無くなったので、その空間を生かした設えに出来ないかと思っているのだが・・・
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