♪ 漠然と更地ながめるおさな児は身に増しゆけるものを知らざり
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いよいよ境界部分にブロックを積むための工事が始まり、まともに引っ掛かる姫沙羅を40㎝ほど斜め内側に移動してもらった。パワーシャベルで掘るわけにもいかず(腕が木に当って使えない)二人がかりの手作業で、1時間ほど掛かっていた。
本職じゃないので心配になり、何とか移動して土を被せているところへ出て行って様子を窺っていた。大雑把にどんどん土を入れ、長靴で踏んづけている。棒でつついてみると中が空洞のところがあり、棒をグリグリ回して土が入って行くようにし、確実に植えるコツを見せてやったりした。
何とか植え終わったので根元に装飾バーク(20ℓ)を入れて暑さ対策。この時期に植え替えるのはとてもリスクがある上に、乾燥には特に弱い木なのでこの数日の真夏日は厄介だ。
早めに自分で移動させた宮城野萩は新しい芽が伸びていて、何とか無事に根付いたようだ。この時は早めの梅雨入りでぐずついた天気が続いていたので助かったが、ここ2・3日は真夏日という最悪の状況。去年の夏に一度完全に葉を落として枯れ掛けたこの姫沙羅のこと、いまからこんな日が続いては如何にも残酷でかわいそうだ。
知多市の天気
この木の移動と隣家の植え木の移動、はみ出たブロック塀のカットにもかなり時間が掛っていた。ブロックをカットするのはけっこう大変なんだねぇ。
こちら側はここまでやっておいて、一番奥の側溝の設置工事に入っている。溝を掘って底に砂を入れて固めてある。
3筆分の内一番奥が線路と同じ高さまで嵩上げされる。ブロックはそこで1個分下がって、2筆目と3筆目との差がブロック2個分ぐらい下がっているのが分かる。
この延長戦上に我が家の前のブロック塀が5段積まれることになる。基礎とブロック分30㎝ぐらいが地中に埋まって実際のブロックの高さはそんなに高くはならないらしい。
業者は3日で出来るようなことを言っていたけれど、思ったより時間が掛っている。今日は昨日の側溝にコンクリートを打つための鉄筋を準備しているところで、ブロック積みが始まるのはまだ先になりそうだ。
ブロックが積まれてようやく我が家の庭の様子がハッキリする。ブビンガの板を立てに三等分して鉢植えの台にしようと思っていて、そのブロック塀の脇に足場を作ってそれに乗せるにしてもスペースがどうなるか皆目見当がつかないでいる。
孫は、分解は好きだけど大地を掘ったり盛った削ったりすることには興味がないらしい。作業の終わった夕方、外に見に行こうと誘ってもあまり乗り気じゃなかった。鉢植えの水やりを手伝ってくれた後は、「早く家に入ろうよ~」というばかり・・
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