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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2021.06.11
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カテゴリ:驚いたこと

♪ ペンネームこの憧れの名の花を歌壇に生けむホンコンフラワー

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 新聞の短歌投稿(朝日新聞 歌壇 6月6日)を見ていたら投稿者の名前に、十 一(つなし はじめ)というのがあって目を引いた。基本的には本名で投稿される人が多いようなので、本名だとしたら凄く珍しい。総角数が3角しかない。

 まさかと思って新聞社に確認してみるとペンネームも可能との事だったが、記載された名前が本名か否かは教えることは出来ないと言われた。となると、ペンネームの可能性大だという気がしてくるが、絶対そうだとは言い切れない。
つじ、つなし、もぎき「 十 」えだなし、よこたて
 ネットで調べると、そういう名前が存在していて「じゅう、つじ、つなし、もげき(もぎき)、えだなし、よこたて」などと読むらしい。
 「つなし」と読む由来は、一つ、二つ、三つと数えていった時、九つまでは「つ」が付くけれど、「十」には付かないことから。テレビドラマ『ありがとう』に、十と書いて「つなし」と読む名字が登場したが、実在しない(幽霊名字)とされているらしい。
 「苗字由来net」には新潟三島郡出雲崎町に10人程いるとの表示があったが・・・

 どうやら投稿者の名前はペンネーム臭い感じが強くなってきたが、余程自信がないとこんな目を引く名前は付けられない。新潟には実在するらしいが、投稿者は焼津市の人だ。焼津市役所に電話してそういう人が居るのか聞いてみたが、身内以外に存在を知らせるのは個人情報云々のため出来ないという。それで、事実は謎のまま・・(もし本名だったら、失礼をお詫びします。)

 「木」から払いを取った形から「もぎき(もげき)」と読む名前を持った人物は実在していて、北海道に30人程いるらしい。実際の表記は「寸」の点を取った形で、縦の最後を撥ね上げるらしい。


””
「十の庭(つなしのにわ)」

 日蓮宗の「京都八本山」の一つの「本法寺」は、本阿弥光悦を輩出した「本阿弥家」の菩提寺だそうだが、その本阿弥光悦により書院前に作庭された、桃山時代の枯山水庭園「巴の庭」(国指定名勝)がある。3つの(小ぶりな)築山で巴紋を表現することから三巴と呼ばれる。
 その「巴の庭」を昭和年代に整備した際に作られた枯山水庭園に、「十(つなし)の庭」というのがあるそうだ。庭に9つの石が置いてあり、あと一つの石は「意思」として “見る人の心の中にある” ということで、こういう名前になっているらしい。
 これはまた、子育てについて “九つまで大切に育てて十歳からは独り立ちさせよ” という日蓮宗の教えからもきているのだとか。

 東京 広尾には『十 つなし』という和菓子店があるらしく、毎週金曜に 19:30~21:30 の 2時間のみ店を開けているとか。





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最終更新日  2021.06.11 08:03:20
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