♪ 歯が抜けた間抜けな顔に変化ありちょっと凛々しくなりし霜月
予定通り、注文住宅の建設が始まった。でも先日やっていたモデルハウスとは基礎の構造がずいぶん違う。掘った外周の溝も浅いし、なんというか全体に簡素というか簡易というか・・。上に乗る家が平屋で軽いものならそれも納得するけれど、今時平屋は考えにくい。構造計算的には満たされているのだろう。素人目で判断することではないのでこれ以上は書かないことにする。
モデルハウスの時に詳しく書いたので同じことが繰り返されるのだろうと思って、あまり写真も撮らなかった。ブルで削って、その日のうちにビニールで覆っているなあと、テンポの早さに驚いていると、もう生コンが来ている。すぐに生コンを外側に打ちだした。そのコンクリも大した厚さはない。
この板の幅がコンクリの厚さになる。
きのうは用事があって、ルーチンの朝のブログが書けなかったけれど、帰ってくるともう外枠が組んであった。
ここへ鉄筋が組まれてベタ基礎の基礎のコンクリが打たれ、再度その上に部屋ごとに区分する鉄筋が入れられる。そして、型枠が組まれてコンクリの基礎が出来上がるというわけだ。
玄関は、西側の段差のある駐車スペースのある方に作られるのだろう。さてどんな家が建つのか楽しみだ。
もう一軒の方も着工するという挨拶があったらしい。両方で競うように家が建てられていくことにななる。予算の違いで大きな差が出るのかもしれないが、価値観の問題でもある。家の作りでその人の思想まで推察されるというのは傍迷惑なことだろう。
この家も22日に解体が始まることが決まっている。2軒続けて更地になって、ますます我が家の周りは空が幅を利かせて、グーグルアースにぽっかりと「無」の空間さらけ出すようになる。
乳歯が抜けた孫に歯が生えてきて、ずいぶん顔が変わった気がする。ひいき目のせいだろけど、ちょっと凛々しくなった気がする。そんな孫のように、また新しい家が建って今までとは違う新しい可能性を感じながら眺めるのも悪くない。
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