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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2022.01.15
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カテゴリ:心 想い

♪ 夜がふけて死点のさきに明日をまつあさひ、くも、かぜ そして流体


 家の周りから自然がどんどん消えてゆく。消えてゆくのは自然現象ではなく、人間が自然を遠ざけるような生活を良しとして、あえてそうしていからに他ならない。一戸建ての家の庭に、土のかけらも無い家の何と多い事か。

 鳥の声も、花の香りも、人間に向けられたものではないが、大気という共有された流体に放たれ、その音の波や香りの粒子が人の鼓膜を揺さぶり、鼻腔の粘膜を刺激してくる。自分のために発せられたのではない声が、自分の生きることを支えてくれている。そういうものに心が向かわない生活は、決して豊かなものとは言えない気がしている。

 秒速30㎞で動いているという地球はどこへも向かわず、四季という変化を自然にもたらせるために同じ軌道をたどり続けている。数えきれないほどの種類の細菌から多様昆虫、大小様々な動物たちとともに共有している。それらの存在さえも忘れてしまうような日常は、自然の中に生きているというイメージさえも失われている。


拡大します

 空がある、風が吹いている。雲が流れ、緑の葉が揺れる。鳥が鳴く、蝶が舞っている。気づかぬままに生物化学の連鎖の中で、その一部として人は生きている。人が生きるためには様々な生きものの命をいただき、死んで元の原子に戻って再び地球の一部となって存在し続ける。

 自然のダイナミズムを実体験として知ってしまえば、もう都会なんかにはいられなくなるでしょう。男女の能力差は、生殖にかかわること以外はほとんどない事が分かってきている。この「稲垣亜希乃」さんを “女だてら” という時代ではなくなった。逆に、感性という部分での特性が活かされて今までにない形に変化し、新しい方向性が見えてくるようになるのでしょう。


国立大学法人 東京農工大学






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最終更新日  2022.01.15 09:37:01
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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