♪ 朝六時アランが布団に入り来て妻の不在の夜を解きゆく
甘えん坊のアランは、カミさんの布団の中に潜って寝るのが習慣になっている。寒さが厳しかった頃は、カミさんもアンカの代わりで暖かくていいと喜んでいた。だいぶ暖かくなった今でも、寝しなは布団の上で寝ていたとしても朝方になると必ず潜っている。
こんな時期に旅行で留守したりすると布団は上げられてしまっていて、習慣になっている布団に潜り込んで寝ることができない。私が寝た12時頃は、私の布団の上で寝るピピもアランの姿も無かった。どこで寝てるのか、おおよその見当はつく。まあ暖かくなったのでどこで寝たって問題はない。
朝6時頃になって、アランが布団に潜り込もうとやって来た。ああ、やっぱり布団が恋しいかと、入れてやると足元の方まで移動して脛に持たれて落ち着いた。しばらくしてピピがやって来た。
時々ピピも、朝早くから布団に乗ってきて寝ることがある。夜、一緒に寝ても途中で起きてどこかへ行ってしまう。外出から戻って、エサが置いてあるときはそれを食べて二階に上がり、布団に乗って来るのが大体のパターン。春になって、乗って来ない日も多くなったが、この日は何故か二匹ともやって来たわけだ。
アランが布団に潜っているらしいことを察知して、もぞもぞしていた。私も起きるタイミングだったので布団を出ると、ピピも結局どこかに行ってしまった。一緒に寝ることは絶対に嫌らしい。
何にも文句を言わず、ただすり寄って来る猫は、ただそれだけゆえに可愛い。アランなどは、エサが欲しい時でもピピのように鳴いて要求したりせず、すり寄ってきて鼻を寄せて来るだけ。最近ようやくする寄って来るのはスキンシップを求めているわけではなくて、ただエサが欲しいだけだと知ったぐらいで、ガツガツしたところがない。本当に声を出さない奴で、出しても一言で終わり、滅多に鳴くことがない。
珍しいツーショット 何やら左官屋さんが作業をしているのを「どうなるのかな~」と言う感じで、眺めている。
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* ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。