♪ 日に何度も無言電話のかかり来て空に憶測浮遊してゆく
数日前から、固定電話に無言電話が掛かるようになった。出ると無言の状態がしばらく続いたあと、そのまま切れてしまう。我が家はナンバー表示の設定がしてないので、どこからのものか分からない。
何だろうなぁ？と思っていると、また掛かって来る。間があって掛かる時もあれば、切れてすぐまた掛かることもある。カミさんが出ることが多いが私が出ても同じことで、何の物音もしないまま何十秒か経って切れる。日に何度も掛かって来るので、その根気と努力は大したものだと感心するほどだ。
留守かどうかを確かめているのか？ ただのいたずら電話か？ 誰かが何かの目的があってもことか？ どちらにしろ大迷惑であまりいい気分ではない。
留守番電話にしておくと掛かっては来るが、ウンもスーもなくそのまま切れてしまう。いい加減に頭にきて、相手が切ってもこちらの受話器は切らずにそのままにしておく。そうすると相手の電話は他へかけることが出来なくなると聞いたことがある。確かめてはいないので、確かな事かどうかは分からないが・・。
それで昨日、姉から電話があって正体が判明。姉の家にも同じように無言電話が掛かって来るというのだ。姉のところはナンバーディスプレイを活用しているので、どこからかが分かるようになっていて、「お祖母さんだよぉ！」。これには驚いた。まさか、まさかの想定外。
想像の及ばない人が犯人だったが、簡単に納得できることじゃない。一体何が起こったのか？
ボケが進んで、電話で話すということが出来なくなってしまったのか？ 脳神経回路が寸断している上に混線していて、妙な症状が出るようになっている？
それと、解せないことが一つある。いつもの電話は雑音が入って聞き取りにくいことがあるのに、今回のはすべてとてもクリアーなこと。何の物音もしないし、ラジオやテレビの音も聞こえなかったが、それが何を意味しているのか。考えられるのは電話機そのものがおかしいということ。発信はできて繋がるものの、会話そのものが出来なくなっている可能性が無いとは言えない。
今日、カミさんが世話をしに行った時、ここへ電話を掛けて確かめてみることになっている。電話機が故障しているのだとしたら、お祖母さんには申し訳なかったということになる。ついでに発信者が切って、こちらの受話器を切らずにおくとどうなるかも、確かめることにしている。
姉から知らされて以来、どうしてか、電話が掛かって来なくなった。留守番電話にセットしても掛かって来ないし、なにもかも見透かされているような気がしてくる。気のせいでしょうが、４月は何だか地磁気が不安定になっているような心持がしてしょうがない。
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＊ ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
