♪ 庭なんか無い方がいい年上の知人が通りすがりに言いき
先日のウォーキングで見かけた浪花茨。盛りは過ぎていたが、やっぱりなかなかいい。フェンスにからめてあって、私がやろうとしてるのとはちょっと違うが、蔓をどう這わしたらいいのかちょっと観察。
横に伸ばすと、縦に幾つもの新芽を伸ばして花を付けるようだ。
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我が家の挿し木の浪花茨もかなりの勢いで枝を伸ばしている。薔薇用の肥料が効いているのだろう。最初は上に伸ばし、次の年から横へ向けて伸ばすといいらしい。
南西向きの窓下にこれを這わせて、あの大きな真っ白の花で飾るという構想だ。夏は常緑の葉が涼しさを演出してくれるだろう。
「茶房じゅん」のあの大木の豪華な塊を見ているので、窓が隠れるほど大きくなっても困ると思い、抑制するために「半直植え」みたいな植え方にしてある。
茶房じゅんの浪花茨
どう誘引して枝を這わせるか。やってみないと分からないものの、方向性は決めておかないといけない。それで早々と薔薇を伸ばすためのラチスを設置してある。トタン張りなのでその反射熱を避けるのと、南風がまともに当たるので台風対策として、枝をしっかり固定できるようにするためでもある。
抑制したつもりでもある程度は大きくなるだろうから、横の壁面へも伸ばすことも考慮している。クーラーの配管が目立つし景観としては結構ウェートが高いので、うまくいけば殺風景な壁に表情が出るだろう。そのまま裏へ伸ばしていってもいいし。
最近、今まで通ったことのない人が犬を連れて歩いているし、ウォーキングする高齢婦人二人ずれが毎朝通るし、見知らぬ人が家の前を通っていくことが多くなった。薔薇の蔓が伸びるのはまだ先の事ではあるが、その壁面と窓下を一体にして、この先どうなっていくのかを楽しみにしてもらえればいいかなと。
今年も前倒しで夏がやって来るだろうから、こっちも前倒しで暑くなる前に作業をやっちまおうと、きのう壁面にラチスを設置してやった。
トタンに手を加えることなく、支柱を一本立てるだけでなんとか固定できた。ラチスは全部、防腐剤を塗ってある。クレオソートではないので臭くはないが、色が思ったより濃くならない。まあトーンは少し落ちて、落ち着いたものにはなっているので良しとする。
ブラインドは設置したものの内側にあるので暑さは防げておらず、気温30℃近くなるとけっこう暑い。それでやっぱり葭簀を下げる羽目になっている。樋受けの下部にプラポールを渡し、そこに括りつけるというやり方はすこぶる具合がいい。重ねて吊ったり離して吊ったり、自由自在に調整が効く出来る。5月の後半にでもなればこの窓は葭簀で隠れることになる。
葭簀はランダムなすき間があって、ちゃんと外の様子が見えるところが何とも心地いい。丸い軸を光が回り込むことからくる特性なのだろう。葭簀の作る影も見るからに涼しそうで、このローテクの自然素材がこういう古い家にはとてもマッチしている。
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* ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。