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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2022.06.09
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カテゴリ:季節

♪ アミノ酸を運ぶ小さな惑星の空を見ている猫と一緒に

 どこかへ行ってしまったと思っていた子ツバメたちが、午後4時近くになってすぐそばの電線に止っているのを発見。多分ここで給餌の順番を待っているのだろう。しかし、何故か1羽少ない4羽しいない。



 しばらく見ていたら、どこからともなく親鳥がスーイとやってきて、口移しで餌をやってあっという間に飛んで行った。決定的瞬間なんて撮れやしない。

 親鳥がいつ来るか分からないのを、フリーハンドでスマホ・カメラを構えているのも大変だ。遠いし、どうせ撮っても小さく写るだけだし。気を抜いて場所を離れてまた見に来ると、その瞬間に飛んできたりする。



 何度かそんなことをやっていて、親鳥がくる直前に子ツバメが一斉に羽ばたくのが分かった。羽ばたいた時にシャッターボタンに集中していると、ようやくその瞬間が撮れた。

別のタイミングで撮ったものだ。


 今度はこっちだ。両方の親鳥が餌をやるのに、受け持ちがあるのだろうか。全部の子どもにちゃんと満遍なくいきわたる様にするのに、何か決まりごとがあるのだろうか。

 そして今朝6時過ぎに再びやって来た。一羽は離れたところに止っている。どうも成長の度合いによって行動が変わって来るらしい。


 また一羽が飛びあがって、もうエサはいらないとばかりに少し離れたところに止った。エサを欲しがる様子で、満腹度や成長度合いが分かるのだろう。ムクドリが1羽やって来て、近くの電線に止った。「なんか気色わるーい」って感じで、一斉に場所を移動した。

 4羽が揃って、昨日の場所にしばらく止まっていたが、10分ほどで親子連れ合ってどこかに行ってしまった。
 これから羽根の筋トレ、飛ぶ運動の時間なのだろう。そして、自分でエサを捕る練習もしないといけない。どこかそこらで楽しそうに飛びまわっている姿を見ることになるのだろう。

 

昨日の朝の様子


 こんな形で野鳥の観察が出来るとは思わなかった。空を命のフィールドにしている野鳥にとって、空が広がって電線が何本も張りめぐらされた新しいこの空間は、案外悪くはないと思っているのかもしれない。




 時々、窓枠に乗って外を眺めているアランにとっても、見下ろしたり見上げたりできるこの場所が、今はもう生活の一部になっている。
 猫は空をとぶ鳥をながめて、何を思うのだろう。

 6年50億キロという途方もない旅を経て、探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰ったカプセル。中に入っていたわずかな砂から、生命の源ともいえるアミノ酸が見つかった。地上の生命は宇宙を漂う物質から誕生したのだろうか――。


  * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。





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最終更新日  2022.06.09 08:31:18
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◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
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