♪ プーチンという想定外の大嵐赤道越えて飢饉を起こす 今は夏至(21日)前なのに一年でもっとも夜明けが早い。名古屋ではほんの1秒ほどの差なので全く気付かないが・・。
各地でずいぶん遅い梅雨入りし(昨年は例年より少し早かったのに、今年は一か月前後も遅い)、まだ発表のない東海地方も今日あたり発表があるとのこと。
この前線の折れ目(キンク)で大雨が降る。九州は今年も早々と雨に祟られていて、今後も大雨が危惧されそうで気の毒でならない。
ここ数年、7月の上旬に大雨の被害が出ている。予測が難しく、急にあらわれる「線状降水帯」が被害を大きくしている。
2017年 5日6日に大雨特別警報 九州北部豪雨
18年 6日7日8日に大雨特別警報 西日本豪雨
19年 3日4日に特別警報の可能性 鹿児島で大雨
20年 4日6日7日8日に大雨特別警報 熊本豪雨
21年 10日に大雨特別警報 3日に熱海土石流被害 |
2021年(令和3年)のTBSニュースBIG2020年(令和2年)7月豪雨
実際に降った降水量と、その降水量がそれぞれの場所での過去最大の降水量と比較して
何割に達するを示す「既往最大比」。100%を超えたエリアが痛々しい。
大雨をもたらす積乱雲は、上空の大気が不安定なときに発達しやすい。
梅雨前半の6月は中国南部で雨が活発に降り、このとき生まれる気流の影響で、日本上空は比較的大気が安定しやすい期間になる。
しかし、7月に近づくと梅雨前線の北上で中国での大雨の地域も北上する。この結果、日本上空の大気も徐々に不安定になり、積乱雲が発達して大雨になりやすくなる。また、大雨の直接の原因になるのは、東シナ海などから地表付近に流れ込む、多量の水蒸気。7月上旬にかけて九州の南沖合周辺まで水蒸気が集中する地域が北上してくる。
一つ一つの積乱雲は幅数キロ~十数キロ。降り始めから30分~1時間で消滅する。半径が数百キロに及び、数日かけて近づいてくる台風と比べて事前の予測が難しい。
気候変動(地球温暖化)によって、7月上旬の大雨がさらに増加すると予測する研究がある。
今後ますます大雨が線状だけでなく局地的に集中したり、ゲリラ的に突然の豪雨が降ったりと、予想を超えたものが日本列島を襲う。その条件に合致した地域が特定できないところが一番恐ろしい。
今年は遅い梅雨入りで、帳尻を合わせてくる自然が、どこかで遅れた分取り返しに来る。いつもなら梅雨の末期に大雨を降らせるが、今年は倍返しをしてくるかもしれない。
プーチンという想定外の大嵐。卸の電気高騰し、新規会社が大量倒産。電気供給ひっ迫し、工場機械も停止する。金利上がらず円下落。物価高騰家計を圧迫、年収減って徒労感。年金減額猫の目天気、真夏に秋の風が吹く。
いやな予感の湧く朝。台風5つ上陸し、想定外の大地震、猛暑と冷害混在し、令和4年は世紀末。最悪想定、するが堪忍ならぬ堪忍。
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* ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。