♪ 切り戻しのキバナコスモス花を付けピピは腎臓弱りいるらし
少し前からピピの元気がない。体調が良くないようで、近くに寄ってきて何かを訴えているような素振りをするが、何を求めているのかよく分からない。時々嘔吐をするし、食欲もない。
横になっていた場所に、水のようなものが流れ出ていることが2~3度あった。匂いはまったくなく色もない。「なんだろうね、これ?」
ちょっと様子を見ていたが、一昨日、近くの動物病院に連れて行った。
11歳という年齢は、若くもないし老人とも言えない難しい年ごろだという。人間なら60歳、還暦の年頃だ。熱は無いし、嘔吐して食欲がないという症状から腎臓に問題がありそうだという。猫は腎臓病に罹ることがよくあり、腎臓となると治療方法が無いという。まだ高齢者でもないので、点滴をして様子を見ましょうということに。
猫の点滴はいたって簡単。血管に針を通す必要もなく、首の後ろの皮膚の下に針を刺すだけで点滴が出来てしまう。猫は背中に水を溜めることが出来、つまんでも痛くない皮膚のたるみがある。それを利用して点滴するわけだ。
わずか数分で終わり、痛がったり嫌がったりすることも無かった。先生は動物を過度に扱うようなことはせず、腎臓病が出たらしょうがないと至って冷静。人によっては冷たいと思うかもしれないが、私はそういうところがいいと思う。
場合によっては(人によっては)定期的に点滴に来てもらうこともあるという。この日、点滴だけで3,000円ほどかかった。ネットで調べると、点滴は自宅でやれるらしく詳しい説明が幾つも載っていた。
猫はなぜ腎臓病になるのか?
よく分かっていないらしい。
点滴をしてもらったら少し元気が出たようで、臭いオシッコモも沢山してあったらしい。しかし、食欲が元に戻ったわけではない。食べないと体力が落ちてしまうのでちょっと心配ではある。
27日のスナップ
猫が亡くなるとペットロスになるような飼い主なら、自宅で点滴を続けるという事もありかも知れない。
まあ、原因は別として何時かは死ぬ運命にある。ピピは路頭に迷い、命を全うすることも難しい迷い猫だった。それを保護して飼っているのだ。自然界よりもずっと豊かで愛情いっぱいに育てられている。人間並みに(以上かも)扱ってもらっていて、とても幸せな毎日なのだ。
カミさん共々延命のための治療をしてあげることは無いと思っている。
| |
* ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。