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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2022.09.28
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♪ かまきりに喰われるバッタ「助けて」と叫ぶおさなやさわらびの色

 「早蕨」はかさねの色目(合わせ色目)の一種で、表が紫、裏が青。実際に使われた形跡がなく、名前だけ存在するもののようです。その色目と由来を、幼子の本質的な姿になぞらえて表現しました。

 なんだか分からない猫の行動。アランが最近やけにすり寄ってきて何かを訴えている。具合が悪くなった時のピピに似ているので気になってしょうがない。

 エサが欲しいわけでもないし遊んでほしいわけでもないし、どこかが痛いという感じでもない。ただ側にいてほしいのかもしれないが、それだって意味がよく分からない。人間だったら不定愁訴とかいうのがあるが、猫にもそんなようなものがあるのだろうか。

 食欲もあるし元気がないわけでもない。そばにいて一緒に横になってやると安心しているところを見ると、どうも甘えたいだけのような気もする。ピピが死んで秋の気配を感じるようになって、急に寂しさが降りてきたということかもしれない。
 秋は、 “メランコリックになって人恋しくなる” って、人間だけじゃないのか?

 急に気温が下がった日の夜中に、蒲団の中に入って来てびっくりしたことがあった。下がったと言ってもまだまだそんな気温じゃないし、そんな時期でもない。毛が少ないので寒がりなのは確かだが、布団に入るのはいくら何でも早すぎる。まあ、それも一回だけでそれ以降はそんなことは無くなった。

 夏の暑さに合わせていたところへ少しひんやりするような日があると、それほどの気温じゃないのに寒く感じたりする。くしゃみが出たり鼻水がでたりもする。そんなことが猫にもあって、先祖が砂漠地帯だったらしいアランは他の猫よりも敏感なのかもしれない。


 



最近はここが定位置。

 朝、PCの前に座るとやって来て、真後ろにある本箱の上に上がって横になる。それがもっぱらの習慣になっている。側に居たいのと、高いところが好きという習性がピッタリ一致して、とても落ち着くのだろう。


今朝のアラン。お気に入りの場所だが、まだ熟睡はしていない様子。

 ブログを書いている間ずっと寝ている。熟睡して昼過ぎまで寝ていることがあるが、書き終わって階下へ下りているといつの間にか居なくなっていることも多い。やっぱり一緒に居たいのだ。かといってずっと一緒に居られるはずもない。


 9月16日。庇の下に設置してある巣箱にアランが乗ったので、びっくりした。
 ずいぶん前に、四十雀が営巣して、雛が巣立っていったことのある巣箱だ。チャミー(雌猫)が隣の窓から物干し竿の固定金具から巣箱に飛び乗って、小鳥が来るのを待ち構えていたことがある。それ以来、もう二度と四十雀は寄り付かなくなってしまった。


アランは小鳥がやって来るのを見たわけじゃないのに、それを
察知していたことになる。

 キャットピラーをしょっちゅう登っているので脚力は鍛えられている。それなのに、降りる時にどう降りたものか、あたふたしている。見るに見かねて手を伸ばし、抱えて下ろしてやった。

 この巣箱はチャミーの件もあるし古くもなったので、北側に新たなものを設置してある。そこにも営巣してくれ、無事に雛が巣立っていった。それ以降は何故か、もうやって来なくなった。環境も変わってしまい、四十雀がやってくるような所ではなくなっている。
 とても寂しいことだ。



 巣箱の写真を撮るのに窓を開けたりしてごそごそ音を立てたら、目を開けた。どうも眠れないらしい。この分だと私がいなくなればここから降りて、どこか別の場所に移動して寝ることになりそうだ。

 新居の若奥さんも猫が好きで、アランの姿を見ると手を振っている。アランは怖がりというか用心深いので、人の姿が見えるとすぐにどこかへ行ってしまう。昨日の飼い猫みたいに寄って行けば可愛いがってもらえるのに。幼少の時に捨てられて路頭に迷っていた体験は、もう一生ついて回るのだろうか。

  * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。





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最終更新日  2022.09.28 10:47:01
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
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