♪ 九十年生き続けたるガラス戸は三度変わりし家主を知りおり
少しずつ断捨離している。昨日は外してしまって使っていないガラス戸を解体した。何せ築90年にもなる古家なので、建具にはそれなりの価値はあるのかもしれない。しかし、たった4枚だし誰かに使ってもらうにも、やり取りの手間を考えると面倒だ。
それで思い切って燃えるゴミに出すことにした。大きいままでは運べないし、使ってある模様ガラスは価値がありそうなので外して確保したかった。
多肉植物が色づいてきた。
建具の構造は知らないが、組んであるものは必ず分解できる。いざ始めると、ガラスを留めてある桟を固定している木ネジがさび付いて全く動かない。下の部分にマイナスドライバーを無理やり差し込んでこじ開けると、簡単に外れた。
一番上には格子に組んだ模様がある。その裏にあるすりガラスを外すのに苦労した。上から差し込むようにはなっていないが、薄板を当てて固定しているようだ。しかしどうやってもびくともしない。他の部分のガラスは外してあるので、枠の組み込をゴムハンマーでたたいて緩めると取れた。
そんなこんなで分解した木枠はゴミ収集に出せる大きさにカット。今朝、ゴミに出した。
2袋に分けて他のゴミと一緒にしたが、これがけっこう重い。目の前に収集場所が出来たので楽になった。
外しておいた板ガラスは、FBにあるグループ「あげます&ほしいです 知多半島中心」に投稿。ほしい人に無料で持って行ってもらうことに。
ゴミに出すだけだと思って始めたので、ブログに載せる発想が無かった。写真を撮っておけば構造がどうなっていて、どこをどう外せばいいか分かる。誰かの参考になっただろに、ちょっと残念。
作品の記録のために撮った、大量の写真のネガを処分。捨てるものはたくさんあるはずなのに、なかなか手が付けられない。安物の古いタンスを処分したいが、上に乗っているものが捨てられず移動させる場所がない。
思い切って捨てる時が必ず来るはずだが、もう少し時間がいるようだ。
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* ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。