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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2022.11.02
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カテゴリ:自然界のこと

♪ のんびりとアジアの端の縁側で日向ぼっこをしている吾ら


 今朝は、ぐっすり眠れて6時に目覚めた。放射冷却もなく暖かい。朝日のスナップを撮ろうと思ったが、この時期は太陽が南下していて家々の陰に隠れてしまい、昇ってくる姿が見られない。


夏は左の家の間から顔を出すのだが・・。

 それならと、外へ出てみる。家の陰に隠れて朝日を見ることが出来ない。東がダメなら西側に目を向けると、朝日がまともに当たっている。


勤文が全身に陽をあびている。

 

体育館に朝日が映る
 そうか、ここへ来れば朝日が拝めるのか。でも高い位置に当たっているところを見ると、それも無理かもしれない。

 あの真夏の悍ましい朝日と違って、この時期の太陽はまったく違う。同じであって同じじゃない。鬼コーチが本当は優しい人だったのだと思うように、シチュエーションが変って変化を見せる。
 地軸の傾きが四季を生み、日本海と太平洋という広大な水の領域に包まれ、二十四節気という季節の移ろいを感受できる。



 太陽が黄道の北回帰線と南回帰線上を移動してゆくことで、厳寒と猛暑に苛まれ、それがあることでその前後の季節が一層素晴らしいものになる。
 


 緯度がおよそ30度から45度の帯の間にあって、地球上でも最も恵まれた温暖で湿潤な気候が、植物の育成に適した環境をもたらしている。外敵は台風ぐらいなもので、アジアの縁側で日向ぼっこをしているような情景を思い浮かべる。
 火山の島であるがゆえに豊かな水を湛え、飲めるほどきれいな生水が絶えることなく大地を潤している。

 こんな素晴らしい国に住んでいながら、その溢れるばかりの恩恵をあまりに当たり前すぎて、ほとんど気づかずに生きている。
 この素晴らしい国土の奥深い魅力を、もっともっと味わってほしいと思う。それには歩くことが必要だ。ゆっくり時間をかけて、自然の中を歩き回ることだ。競走する必要はないし価値を競う必要もない。歩いて歩いて、そして本を読む。
 あの民俗学の宮本常一も「歩け、歩けないんだったら本を読め」と言っている。宮本常一の旅学「観文研の旅人たち」

 昔の日本人は「歩く」「背負う」といった技を文化として身に付けており、それは思考とも深い関りがあるという。「歩く」ことは脳内にセロトニンを増やし、精神の安定をもたらす。行詰まった時に外を歩けば打開策が浮かぶこともある。また、長く歩く経験は「物事に対する粘り強さを育てる。「背負う」ことは、腰を決めて重みを支えることであり、「背負った経験やイメージは、その後の人生の活力を支えることにまなる」「身体感覚を取り戻す。腰・ハラ文化の再生」斉藤孝





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最終更新日  2022.11.02 10:16:37
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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