♪ 切りやすく削りやすくて柔らかい南洋材の家を悲しむ
今日は「大雪」。雪いよいよ降り重ねる折からなれば也(暦便覧)。朝夕には池や川に氷を見るようになる。大地の霜柱を踏むのもこの頃から。山々は雪の衣を纏って冬の姿となる頃。
旧暦11月14日なので、明日が望月(満月)となる。青い凍て月が空に美しく輝くことでしょう。やや冬型の気圧配置なので少し寒い一日か。北海道、東北は雪や雨の見込み。
8時の空
いよいよ昨日から、新築住宅の工事が始まった。工事期間は来年の4月30日と、約半年間が設定してある。真冬の一番寒い時期に工事をやるんだねぇ。上棟日が1月17日の予定で、2月始めにはどんな家が建つのかが分かるわけだ。今建っている家と同じような物だったらちょっとガッカリだけど、まあ多分そうなるのだろう。
2筆とも同じ面積にしてあり、こちら側は少し長く斜めになっているのが難点。隣りの方が先に売れてしまい、仕方なくこちらを買うことになったのに、隣はキャンセルされてそのままだ。契約変更は打診されなかったのだろうか。
片側が空き地のお陰で何かと都合がいい。作業もしやすく、何をしても捗ることだろう。冬は日照時間が短くあっという間に日が暮れるので、こういう状況は有難いだろう。
まあ、そうは言っても一日が一番短い時期は12月で、22日の冬至を過ぎればどんどん長くなっていく。
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PC机の前の椅子にキャスターを付けてあるので、その分高くなって足乗せがないと塩梅が悪い。それで板を重ねてガムテープで止めて使っていた。しかし、見っとないのでちゃんとしたものをと思い、適当な端材があったので作ってみた。
ちょうどいい高さになった。これでアランが乗っても安定がよくて具合がいい。
この板、建築現場で「ご自由にお持ちください」とあったのでもらって来たもの。しかし、切ったり削ったりしてみて、やけに柔らかいくて軽い。何の木か知らないが南洋の外材で、安物に違いない。盗伐された木なのかもしれない。
こんなのを安い建売住宅では使っているのだろうか。いくら安い物件でも堪ったもんじゃない。シュリンクしてガタがくるのも早そうし、白アリの巣にもなるだろう。水にだって弱そうだ。
輸送も楽だし加工もしやすい。そういう業者にとっては有難い材料に違いない。
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