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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2022.12.09
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カテゴリ:景色・風景・情景

♪ 庭先の花に主を思いみる花海棠のつぼみのまるみ


 今度の新築は元々家が建っていた場所だからか、地盤調査をしないまま基礎工事が行われている。平らに均して砕石を入れて固めただけで、もうベースのコンクリーが打ちの準備がされている。


  道路との段差があまりないので全体にフラットな感じの基礎になっている。
 外周に型枠が設置され、全体に鉄筋が組まれてコンクリートが流し込まれる。前の二軒とはずいぶん違って、鉄筋もコンクリートも少なくて済みそう。建築高騰の中ではすべからくそうありたいところでしょう。



 いいねえ、新築は夢があって。何もかもが新しくすべてが初めての中での新生活。どこから越してくるのか知らないが、ちょっと変わった名前の一家。三文字のその苗字は信濃の国がルーツとかで、長野に多い姓らしい。
 皆さん3千万円前後のローンを組んでの新しい一歩。我ら老人と入れ替わって、社交的な明るい住宅地を築いていってくれることでしょう。


 去年は2軒の新築工事があり、下の写真を撮った所の家の解体もあった。新しい住人が隣保班に加わり、一年前とは雲泥の差の風景。住環境そのものも大きく変わった。

 あの隣家の塀に囲まれ狭い庭には日が当たらず、外からはまったく見えない、「隠棲」というにふさわしいような家だった。それがウソのような今。朝から夕方まで燦燦と日が降り注ぎ、往来からは丸見えという、真反対の状況に様変わり。

 周りからは「良くなったね~!」とその好転を賛辞され、また羨ましがられたりもしている。往来から丸見えになって、少しでもいい雰囲気だと思われる家でありたい。それは金をかけることではなく、心が現れている家であること。どんな人が住んでいる家かは庭を見ればよくわかる。

 以前、花海棠の花(鉢植え)が咲く庭をみて、その奥方がとても魅力のある人と想像していたことがあった。あくまでも勝手な想像だが、そう思わせる何かがその庭にはあった。


花海棠

 この花には色気があって、好きなんです。放っておくと5mにもなるらしいが、そんなのではなく楚々として控えめに咲いているのが良い。半日蔭ならそんな感じに咲いてくれるだろう。
 植えたい気分だが、あいにく植える場所がない。鉢植えで育ててみるか。





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最終更新日  2022.12.09 10:24:33
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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