♪ 三猿になろうとしても目が開く耳ざわざわと不満がこぼれ
昨日、図書館に行くつもりでウォーキングに出たが、途中で休館日だったことに気が付いた。最近、こういう事が増えた気がする。
坂道を駆けあがっている時、登山のための体力作りにこの坂を利用しない手はないなあと考えた。新知保育園の前の道(旧常滑街道)と後ろを通っている中道を一周すると、けっこう坂を上がり下がりすることになる。
家から図書館まで3キロほどで、この部分だけ一周すると1.6キロある。昨日は一気に駆け上がったわけではなかったものの、ほぼ一周近く走った。まあ何とかできたので、その気になっている。脚力を付けるには、たくさん歩くよりもこの方がずっと良いに決まっている。
もともと坂を駆け上がるのは好きなので良い目標が出来た。ノンストップで1周出来るようになったら2周を目指す、とまでは言わないでおく。
それにしても岸田総理の慌てぶりはどうだろう。坂道をころがり落ちるばかりで、滑稽ですらある。何をやっても支持率に結び付かず、「異次元の」なんて冠を付けてみたところで、その実行力とリーダーシップのなさを国民は見透かしている。要するに、信用できないのだ。
形勢挽回の奇策も、相撲の立ち合いで咄嗟に出した「猫騙し」みたいなもの。思い付きで何の根拠も準備もないままにガムシャラに突っ込んでいくばかり。どれかは当るだろうと、大砲を目蔵めっぽう撃ちまくるために、無い金を無理やり作って使いまくる。
施政方針演説
朝日新聞だから辛口なコメントが多いと思う向きもあるかと思うが、国民全体の意見にそう大きな違いはないと思う。
「少子化・子育て」対策にしても、カネをばらまいただけで子供が増えるはずもなく、相当な覚悟を持って各方面で大幅な改革をしなければならない。そのことにはまったく触れず、漠然と大風呂敷を広げるだけでは誰も納得しない。
心理状態は、金正恩と何ら変わらないだろう。追い詰められた恐怖心と四面楚歌の疎外感。虚勢を張って必死で見栄を切ってはみても手ごたえのなさに落胆する。人心遠ざかるばかりで、孤独にさいなまれるばかり。世論を無視し、身内からも見放されて孤立し、ますます焦って墓穴を掘る。
臭いものにふたをして、身内をかばい、一体何を見て政治をしているのだろうか。味方につけるべきは国民だろうに。
名目賃金が上がっても実質賃金は目減りし、物価は上がる一方。年金も実質的には減少していく一方で、国民年金受給者はもう限界を越えている。コロナの影響もあって自殺者が増えている。中高齢者、特に50代が増加している。
難問山積の中で、聞く耳だ、メモ帳だと、パフォーマンスで乗ってしまった総理の椅子。解散総選挙も取りざたされ、まだしがみついて次を目指しているんだろうか。原発再開、軍事費に国債或いは増税の置き土産は、あまりにも無責任だ。
|