♪ AIと微生物らに操られ僕らは今日も無事に生きてる
朝晩の寒暖の差が激しい。この先10日間をみても、14度もの差がある日がある。朝は冬、日中は4月並みの陽気(週明けはやや寒い)。
どうも情報が手軽に手に入るようになって、昔よりも数字に敏感になっている気がする。昔は、寒くても暑くても温度を確かめるようなことはなかった。数字に管理されている感じがしないでもない。
数字ついでに、我々は微生物の海の中にどっぷりつかって、生きているという事を改めて思い知らされるこの数字。「1gの土には、世界の総人口(80憶)に匹敵する数の細菌が棲んでいる」そうです。
世界の人口は、1分に156人、1日で22万人、1年で8千万人、増えていて、世界中で、1年に6千万人が亡くなり、1億4千万人が産まれているという。
また、人間の腸内には体内に棲む細菌のうち約9割が棲みついていて、その数はおよそ100兆から~1000兆個。種類は約1,000種類にも及び、重さにして約1㎏から2㎏と言われています(健康長寿ネット)。
人間の細胞は約60兆個といわれていて、身体の中には、自分の細胞よりもはるかに多い細菌がいることになる。
このほど31年振りに単位の新たな接頭語が登場することになったらしい。10のマイナス3乗がクエクト(記号:q)、マイナス27乗がロント(記号:r)、30乗がクエタ(記号:Q)、27乗がロナ(記号:R)。
これまで10の3乗がキロ、6乗がメガ、9乗がギガ、12乗がテラ、ペタ、エクサ、ゼタ、ヨタと24乗までが設定されていた。マイナスの方も、10のマイナス3乗がミリ、その下がマイクロ、ナノ・・・・マイナス24乗まであった。
今後、情報科学などの発展により、近い将来にこれらの巨大数を扱う機会が見込まれることから決められたそうだ。
ちなみに、世界の海水の量は10の21乗(ゼタ)ℓ、地球全体の質量は約6R(ロナ)g、太陽の質量は2000Q(クエタ)g。人体を構成する原子の数は、体重70㎏の人体で、約7R(ロナ)個に相当し、世界に存在する微生物の数は、約50R(ロナ)個と推定されているとか。
「Chat GTP」が話題になっているが、AIの取り扱う情報量は “天文学的数字” という言い方から、これからは具体的な単位で言われるようになるのだろう。
マイクロソフトのインターネット検索「Bing」と、グーグルの対話ソフト「Bard」が、競争を始めるようだ。その性能を巡って熾烈なシェア争いを繰り広げれば、AIそのものの動かし方が変わるだろうし、扱う情報量がそれこそ単位を変えるほどに超膨大になって行くだろう。
人間はどんどん置いてきぼりになっていく。アルゴリズムに翻弄され無自覚のうちに操られ、誘導される。使っているつもりが、実際はAIのしもべとなっているという日が来るのも、そう遠くはないだろう。
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