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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2023.03.24
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カテゴリ:身辺のこと

♪ 孤児だった義父に寄り添い全うす今し桜が満開となる


 昨日の深夜、義母の入居している老人ホームから電話があり、亡くなったという。もうすぐだと聞いていたので、うろたえることはなかった。入居して丁度一週間。穏やかな最期だった。
 押っ取り刀で駆け付ける。降っていた雨も上がり、清々しい夜だった。しばし医者の死亡診断を待つ。

 昭和8年生まれの90歳。天寿を全うしての大往生。提携病院の若い二世医師が「0時20分。老衰としました。」と。義父が亡くなって1年3カ月足らず。今頃は天国で再会して、「やあ」なんて言ってるんじゃないかな。

 市の斎場にある「まごころ葬儀」に電話。8時半に来てくれることに。



 これと言って難儀なこともなく、ほとんどが順調に進んできた。ほんに “子ども孝行” の義父母だった。第三者の私は、赤飯を炊いてお祝いをしたいぐらいの晴れやかな気分。


早々と満開になりそうだ。

 日本にも「自然有機還元葬」が導入されて、本当の意味で土に還れるようになってほしいと思う。文字通り自然に還るという、大きな循環の中の命のあるべき理想の姿がここにある。
 散骨するにも山は制約が多く、お金もかかる。娘二人は、お墓も仏壇も要らないので、義父母一緒に海に散骨してあげたいと考えている。そういう自由な選択肢が認められるようになってきているのは良い事だと思う。

 葬式仏教の弊害、根拠のない先祖の祟り、習慣というだけで行われている事の意味、宗教観の稀薄な日本、墓じまいなど、諸々の問題が整理されていく時代になっている。
 今後それらを、徐々に違う形へとAIが誘っていくでしょう。時代と共に変化していくのはごく自然のことだし、流れを止めることなど出来ない。



 昨日の夕食は春の定番、「つくしのペペロンチーノ」を作って食べた。美味かった。つくしのシャキシャキした食感と穂の苦み、たっぷりのニンニクと唐辛子の辛み。たっぷりのオリーブオイルと絡み合って、この時期でしか味わえない春を堪能した。



 麺の量は100g。ちょうどいい量だった。ツクシはまだ2包みが冷凍してあるので、あと2回楽しめる。





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最終更新日  2023.03.24 11:56:17
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
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