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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2023.07.01
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カテゴリ:話題・情報

♪ 踊らされ浮かされていしお祭りは知らぬ間に消えだーれもいない


 2023年4月「2年後の春、ここ夢洲が『未来社会の実験場』として輝き、SDGs(持続可能な開発目標)の実現やわが国経済社会の持続的な成長につながる舞台となることを確信しております。」
 会場となる大阪湾の埋め立て地「夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)で起工式で、日本国際博覧会協会(万博協会)の十倉雅和会長(経団連会長)が語った。

 テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。2025年4月13日から184日間開かれ、海外からは、153カ国・地域、8国際機関が万博への参加を表明している。



 ところが、その関西万博に参加する国や地域が独自に建てるパビリオン建設で必要な申請が、大阪市に1件も提出されていないことが判明。人手不足が深刻化する建設会社と契約が進まないことが背景にあるという。

 出展には、
▽各国が費用を負担して独自のパビリオンを建てる「タイプA」
▽日本国際博覧会協会(万博協会)が建てた施設を引き渡す「タイプB」
▽建物の一部区画を貸す「タイプC」がある。

 問題なのは「タイプA」で、中国やドイツ、オランダなど、約50カ国・地域が見込まれている。これらの国・地域は、建設会社と協議して基本設計をつくり、万博会場のある大阪市に建築基準法で定められる「仮設建築物許可」を申請する必要がある。それが、6月30日現在、ゼロだというのだ。

 建設業界は人手不足が深刻で、さらに資材価格が高騰するなか、複雑な構造のパビリオンは費用が想定を超える懸念もあり、建設会社から敬遠されている可能性もあるという。


2022年10月

 万博工事の初回の入札では、2022年12月の段階で計10件が不成立になっている。それで、設計の変更や経費削減をした上で、年内にも順次、再入札を行う方針を明らかにした。万博の会場建設費は、国と大阪府・大阪市、経済界が3分の1ずつ負担するが、総工費は20年12月に当初想定より約1・5倍の1850億円に膨らんだ。物価高騰や円安などの影響で、さらに上ぶれしそうだという。


2023年6月3日現在、パビリオン建設予定地はほぼ更地のまま。

 人工島・夢洲(ゆめしま)へのシャトルバス専用道として利用する阪神高速淀川左岸線の整備費は、土壌汚染や軟弱地盤の対策として当初の1162億円から2900億円と約2・5倍に。夢洲への大阪メトロ中央線の延伸部の整備費も地中障害物の撤去が必要などとし、当初の250億円から346億円になる見通しとか。

「日本館」について、今年の6月に建設工事の入札が不成立となったため、岡田直樹万博相が任意に建設業者を選ぶ随意契約に切り替えると明らかにした。


日本館のイメージ

 従来の計画では6月中旬にも工事を始め、開幕2カ月前の25年2月末までに完成させる予定となっていた。今年1月下旬に工事を担う業者の入札を公告。期限の5月中旬までに応札した業者はあったものの、予定価格内での応札がなく不成立となった。予定価格は明らかにしていないが、発注額は50億円以上としている。

 今回再び入札の手続きをとれば着工が遅れて完成が間に合わないことも見込まれ、随意契約に切り替えたという。7月にも契約、着工をめざすという。随意契約は一般競争入札に比べて競争が働きにくく、建設費が膨らむ可能性がある。


2021年12月

 夢洲の整備をめぐっては、IR建設予定地の液状化や土壌汚染などの対策として大阪市が約790億円を負担するなど、追加負担が相次いで明らかになっている。
 2021年12月の段階で、開業時期は2029年秋~冬を見込んでいた。当初の実施方針案では25年の大阪・関西万博前の開業を目指したが、コロナ禍の影響で大幅に遅れ、新型コロナや夢洲の地盤整備などの状況次第で、さらに1~3年ずれ込む可能性もあるとしていた。

 これらは、すべてとは言わないまでも、昨日書いた「楽観性バイアス」が働いていることから起こっている。都合の悪いことを排除してしまっているために起こる。始めから当事者は薄々分かっていることだろう。


 私は最初からこの万博には反対している。1970年の夢よもう一度とばかりに、大ぶろしきを広げて税金を無駄遣いする政治家の格好の材料だ。机上の空論、絵に描いた餅。コロナの影響もあるにはあったし、ロシアの暴挙も想定外ではあった。でもそんなのは、言い訳の口実に都合がよくなっただけのこと。

 東京オリンピックでも明らかになったように、一部の組織と人間が金儲けのをするための道具に使われて、借金を国民が背負うというパターン。日本には今、こんなところに無駄金を使っている余裕などない。

 40年前とは状況がまったく違う。グローバル化が進み複雑に入り組んだ構造のなかで、経済が回っている。一国の力を誇示するような万博は過去の遺物でしかない。
 日本は、すべてに後れを取っていて世界をけん引する力も材料もない。良いように利用されるのがオチだろう。

 自民党そのものの質も低下しており、ロクな大臣がいない。総理大臣にしても信用と信頼からは程遠い。大企業の業績アップで空前の税収アップに目がくらんで、どれだけ国民が疲弊しているかに目が向かず、まったく理解していない。こんな国が武器まで輸出しようと目論んでいる。


H3ロケット打ち上げ(2023年3月7日)

 国産ジェットは頓挫し、IC関連企業は中国などに完全に後れを取っている。低コストのエンジンと3Dプリンターで製造した部品を使っている、「H3」ロケットの打ち上げに失敗。

 貿易収支は赤字のまま。対外的にどんどん目減りしてゆく円の価値。完全にガラパゴス状態の日本は、外の世界に疎い。自分の家の中でお札を刷って、家族に債権買わせて借金とする一方で蓄財させる。借金は返さずお札を刷り続けるというマジック。そのことを何の問題とも思っていない。

 今の、ぬるま湯にとっぷり浸かっている自民党政権が続けば、やがて「ゆで蛙」になることは眼に見えている。いや既に、なりかけているのかも。
 種の発展は「突然変異」がもたらすもの。今、我々が望めるのはこの「突然変異」しかないのかもしれない。





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最終更新日  2024.09.15 07:21:16
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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