♪ 夏雲の丘丘丘を抜けて行くヒッチハイクの帯広の空
1日中クーラーの部屋にいると体も心もおかしくなる。体を動かしたくなる。37℃ほどにもなった午後2時ごろ、トレーニングしようと体育館に行くも祝日の後で休館だった。ガッカリして、このくそ暑い中を戻って来た。
午後4時頃、まだ35℃ほどあったが歩きたい衝動に駆られ、気分転換も兼ねてウォーキング出た。図書館前の歩道を塞いでいる草と木がどうなったかも確かめたい。ポケットのないスポーツ用短パンとノースリーブ。暑いのでスマホとボトルのホルダーを着けるのは無理。この猛暑の中を、スマホをだけを持って出かけた。
途中、見慣れない花が咲いていた。
35℃の気温の中、3キロの道を30分間、肌をさらして歩いてくればさすがに堪える。図書館は連休の後で休みのはずで、冷たい水がいつもの様に飲めない。他に給水ポイントはないし、小銭を持って出るのも忘れて、自販機でお茶を買うこともできない。暑さには慣れていとはいうものの何とまあ無謀なことを。
まあ、距離も知れているし何とかなるだろう・・・。
15日に片側通行にして何やらやっていたと、カミさんが言っていた。連休前に前倒しで処理してくれたのかもしれない。この目で確かめないと気が済まない。バス停の所まで来て、「さあて、どんな感じになっているかなぁ?」
毎年やればこんなことにはならないのに、苦情が出るまで放置してあることが問題だ。老若男女が文化・教養を高めにやって来る図書館。いくら縦割り行政でも、智のシンボルである施設のあり方に無神経すぎやしないか? 周辺に対する意識が低すぎやしないか?
自転車の若い女性がやって来て、館の駐輪場へ向かった。え?やってるの?
階段を上がって確認すると、なんと開館している! 入り口の休館日のカレンダー表示を見ると、今週は休みなしでの営業になっていた。
ラッキー!! これで、暑さに萎れかけていた身体に冷たい水が補給できる。
正面の企画展示コーナーで地図に関する本の特集をやっていて、
面白そうな本がたくさん陳列されていた。
何故かこんな本もあって石の好きな私は、衝動買いならぬ衝動借りをしてしまった。
休みだと思っていたので図書館カードを持っていない。住所・氏名などを紙に書いて、本を借りる時に「歩道がきれいになって良かったね」というと、「え、そうなんですか」と来た。
車で南の駐車場から入る人は気づかないのかも知れない。それでも、草や木の枝が酷くて通りにくいということは知っているらしいので、簡単な経緯を伝え、横断歩道のことなど言わずもがなのことまでしゃべって場を離れた。帰りがけにもう一度、冷水を飲んで涼しかった館を出た。
☆
真夏の猛暑日だというのに空の様子が夏らしくない。浮かんでいる雲が、まるで秋の始めのようで巻雲や遠くにうろこ雲まで浮かんでいる。入道雲などどこにも無い。
北に停滞していた梅雨前線が再び南下。東海は昼過ぎから次第に雨が降り、関東甲信も内陸部を中心に雨が降る。大気の状態が不安定となるため、雷が鳴って、激しく降る所もあるらしい。突風やヒョウにもご注意を。
ここらで雨が降ってくれると有難い。昔のように夕立が復活してくれないかなぁとも思う。夕立で束の間静かになり、ふたたびセミが鳴きだす。あの何とも言えないひと時がいい。
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