♪ また一つ空き地が消えて家が建つ人口減の国のかたすみ
隣の敷地にいよい建屋の建設工事が始まると、まだ若い現場監督が挨拶に来た。訊くと、24歳だというから入社3年目という初々しい青年。こちらの言うことを真摯に受け止め、未来に目を向けているその佇まいがさわやかだ。
1月10日 上棟は12日、13日の二日間。2×4工法であっという間に外観が出来上がってしまう。
ソーラー発電(屋根一体型の太陽光パネル)とエコキュートによるオール電化で、全室床暖房が売りの一条工務店。電気さえあれば快適な生活ができるが、停電になったらバッテリーが有るものの、たった1日しかもたないという。
床暖房の仕組みはネットで確認できるものの、実際の施工状況を見たいと思っていても枠組壁工法の壁に阻まれて見ることはできないかもしれない。高い耐震性と耐火性の備わった家を短期間で完成させることが出来るこの工法は、短い工事期間で出来るため、予算も少なく済む。
その浮いた予算を床暖房に回せるというわけだ。
「停電さえなければ一年中快適な生活ができる」。それが本当に人間らしい生活かと言えば、まったく違う。体の調整機能を使わない生活が良いわけがない。その辺のことをちゃんと頭に入れて温度設定をする必要がある。
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今朝、クレーンがやって来て枠組壁工法のパネルを釣り上げての工事が始まった。
今頃になってキムチを漬ける気になり、白菜を天日干ししようと思ったら、あいにくの曇り空。ピーカンが理想なのに。天気は晴れの予報になっているので晴れ間は出るのだろうが・・・。
【エコキュートの仕組み】
1.大気中の空気の熱をヒートポンプユニット内の熱交換器の冷媒が取り込む。
2.取り込まれた熱が、ヒートポンプ内の圧縮機にて高温になります。
3.高温になった冷媒(CO₂)は、ヒートポンプ内の水側熱交換器で熱を水に伝えて湯をつくる。
4.湯を貯湯ユニットに貯めて、お風呂や台所、洗面などで使えるようにする。
5.水側熱交換器で熱を奪われた冷媒(CO₂)は膨張弁に運ばれて、低温になる。
6.貯湯タンク内の高温の湯は、設定温度になるよう水を混ぜて、お風呂や台所、洗面などに給湯される。 |
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