♪ ウィルスに侵されつつも詠む短歌日記ブログのアップを止めず
風邪4日目。朝の体温がまだ37.7度ある。
夕べ寝るときになって激しい咳に見舞われた。喉全体を金束子で引っ掻きまわされるような、音割れしたツイーターのボリュウムを最大出力したような咳。喉の奥がヒリヒリして、一体どうなってしまうのか心配になったが、間もなく収まった。
今回のことでアランの様子がおかしい。私のベッドに来ても妙な面持ちで落ち着かない。たぶん、病人特有の変な匂いを出しているのだろう。動物はそういうところにはとても敏感だ。セラピードッグの一部ではそんな能力を活かして医療施設や介護施設などで活躍している。
猫は犬とは違ってそういうことは出来ないが、飼い主の病状を察して傍を離れなかったり、臨終の際にずっと付き添っていたりする。そうは言っても、どんな猫でもそういう行動をとるわけでもない。アランはどうなんだろう。熱のある夜にベッドに来て、体の上に乗って来るので閉口したりはしていた。
何も言わないので本当のところは正直分からないが、いつもと違うことを心配してくれているのは分かる。
今朝もベッドにやって来て、甘えん坊のアランは一緒に寝たていたいと思ったものの、じっと寝ているのもしんどいのでアランを置いて起きて来た。しばらくして行ってみると姿がない。
独りで寝るときは押し入れでなることが多く、そばの押し入れの中に移動したらしい。
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