♪ 北風はなお吹き止まず終息を狙う一手やスティグマの影
エサ台に立派なミカンを置いてやっているので、目白が何組かの番が来るようになった。ヒヨドリもしょっちゅう来ているようだ。
今朝、何気なく窓の外に目をやると「鶫(ツグミ)」が、エサ台の横のネットの上に止っている。ツグミが来るなんて思ってもみなかったので驚いた。しかし、エサ台には乗らず直ぐにネットの向こうの地面に下りた。
(夏季にシベリア中部や南部で繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部などへ南下し越冬する鳥で、日本では冬季に越冬のため飛来(冬鳥)し、平地から山地にかけての森林、草原、農耕地などに生息する。日本全国で普通に見られる。越冬地ではまず山地の森林に群れて生息し、その後に平地へ移動し分散するらしい。食性は雑食で、昆虫、果実などを食べる。)
エサ台はどうか?、体を起こして見てみると鵯(ヒヨドリ)が二羽来ていて、一羽がみかんを食べ、もう一羽がツグミと同じようにネットの上にいる。たぶんこっちも番なのだろう。ヒヨドリが二羽が揃ってやってくるというのも始めて見る。
ツグミは先客がいたので遠慮したのか。知らないうちに来ていた可能性もある。
スズメも一緒だ。
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こんな風に美味しい蜜柑が毎日食べられる彼らは幸せだ。こんな殺風景な風景の中でも、奇特な人が棲んでいてせっせとエサ台にいろんなものを乗せてくれる。そりゃあ他の鳥たちだって興味をもって当然だろう。
手持ちの蜜柑が無くなったので、佐布里池の向こうまで採りに行って来た。生っているのに採らずに打ち捨てられている蜜柑があって、野鳥の餌になっている。昨日行ってみたところ、木の下に落ちた蜜柑を一カ所に集めて、木の剪定もしてあった。手入れをしているところをみると、放棄されているわけでもなさそうだ。何かの理由があって木を育てるための手入れはしているものらしい。
その木の下に集められているのを、まだ食べられそうなのを選んで拾い集めて来た。野鳥には見てくれなんか関係がない。味さえ良ければ十分だ。これだけあれば当分持つ。
以前、放置してあったミカン畑は、農地改良とかいう名目で残土埋め立てをやっていて、ミカンの木も一部を残してなくなっている。
蜜柑を買って与えていては身がもたない。まあ拾える蜜柑は他のもあるので、当分は大丈夫だろう。
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この日は車で行ったので、池を半周ウォーキングした。梅林の梅はほとんど終わりかけていて、風も強いあいにくの天気ということもあり、3日の梅まつり終了を待たずに露店も店じまいという感じ。
おや、鶯が鳴いている。初鳴きだ。これから夏近くまでずっと聞くことができる。あっちの山からこっちの林から、声を競って鳴くのを聴きながら歩くのは最高の気分。
アップダウンがあり半周4キロほどなので、スポーツ選手がランニングするにはなかなかいいコースだ。
水鳥が池から上がって、梅林の下草の芽を啄んでいた。
駐車場は午後5時で閉門となる。急いで車を出しにいく途中、橋の上から湖面を眺めてみれば北からのモノクロの風が、全身を吹き払うように通り抜けていく。
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今朝は真冬の寒さが身に染みる。真っ白な雪雲のような白い塊が風に乗って流れていく。しかし、真冬のそれとは違って輝きには温かみがある。
暖冬だったこともあって花粉の飛散が激しいらしい。関東などで朝から「花粉光環」という現象が見られるという。スギ花粉の大量飛散に警戒を呼び掛けている。
ウェザーニューズの独自花粉観測機「ポールンロボ」の観測状況を見ると、東京の西部では静岡、千葉の一部で「極めて多い」花粉が観測されているとか。明日3日(日)にかけて日本列島は冬型の気圧配置の影響で北寄りの風が強く吹くため、花粉が飛びやすく、東京の飛散予想は「非常に多い」となっており、静岡では最も高いランクの「極めて多い」となっている。
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何の意味もない政倫審が終わり、知恵も度胸もない野党がやった風を装い、自民党は禊が済んだとばかりに胸を張る。
同じ穴の狢同士が演じた茶番劇。政治家の日ごろの行状を白日の下に暴露して、これを改めなければ、「政党支持なし」が50%に近づいている状況を打破できない。今や党がやれるのはそれくらいのもの。今回のことで、「政党支持なし」は減るどころか、増えるのは間違いない。
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