♪ 老いを知り花にひかれるこの弥生み吉野の樹に水のながれる
吉野の桜をもう一度観に行きたいと思う。一度バスで行ってその美しさにほれぼれしているが、観光バスでは自由時間の3時間があっという間に過ぎてしまう。
2008年4月13日だった。その日は最盛期の日曜日ということもあって、ものすごい人。人を見に行っているようなもので、ゆっくり桜を愛でるような雰囲気ではなかった。
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今年の開花予想が「吉野町」のHPに出ている。
期間中はマイカー規制〔規制期間:月23日(土)〜 5月6日(祝)〕があり、シャトルバスが運行される。
シャトルバス運行日
3月30日(土)・31日(日)・4月6日(土)・7日(日)・13日(土)・14日(日)
3月23日(土)~ 4月14日(日)2,000円(駐車料金1,000円+協力金1,000円)
4月15日(月)~ 5月 6日(祝)1,500円(駐車料金1,000円+協力金500円)
周辺の駐車場が満車になると、吉野山に進入できないことも想定される。とにかく大渋滞になることは間違いない。早朝に着いて、昼過ぎには下山するくらいの予定で行けばいいかもしれないが・・。
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近鉄吉野駅から七曲坂を歩いて上がるハイキングコースがあり、20分ほどで吉野山下千本付近まで上がることが出来る。下りは15分程度で、七曲坂の桜並木をハイキングするのがベターかも。
また、近鉄吉野駅から中千本公園まで、例年どおり奈良交通による臨時バスの運行がある。
【期間】令和6年3月23日(土) ~ 4月21日(日)
実際とは南北が逆になっている。
こんな山歩きも良さそうだ。片道約5km 4時間半かかって桜の下を歩く。ウィークデイにゆっくり存分に楽しめる。
近鉄吉野駅まで行くのにかなり時間がかかるが、山歩きがしたいと思えばこれしか方法がない。前登志夫が何度も往復し、西行が生涯をかけた吉野の桜を、たった1日で味わうというのは無理な話ではある。宿なんか高くて泊まれやしないし、予約も取れないだろう。
観光地という人の手のかかったところへはあまり行きたいとは思わない私は、自然の美を心行くまで、それもこの全山に咲き誇る吉野の山桜を、死ぬまでにゆっくりと味わっておきたいと思う。
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過去の開花状況も観られるので、7年前からのものを引用させていただきます。年々早まっていて、今年は去年よりも数日早い予想になっている。
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