♪ 必然に身を委ねゆき古びゆき天上天下の樹となりゆかん
天気はもう一日雨を降らせて、桜の祭典を邪魔するようだ。いい加減にしてほしいと、市民も桜まつり関係者もイライラやきもきしていることでしょう。例年より早いという予報が、まったくの番狂わせ。
東海市は、大池公園での桜祭りの準備を前倒して3月21日からスタートとして、「さあ来い」とばかりに待ち構えていたのに、まだ開花さえしていない。逆に例年よりも遅い開花となる始末。
知多市でもまだ開花していない。明日は雨だがその後の気温は、急激に上向いて平年より6~7度は高くなりそうだ。30日の東京などは、25度の夏日になる可能性もあるらしい。
気温は、急激な上昇の後、一段落してふたたび上昇している株価に連動しているかのよう。だれにも予測できないことが起こる。
ちびっこ広場の桜の様子を見てきた。1本の木だけ早いのがあって、幾つかの花が開いている。いわゆる開花宣言ということになるのだろうが、他の木はまだ蕾が固い。
弘前では2018年に開花から3日で満開になった記録があるらしい。2002年以来16年ぶりで最速タイだとか。弘前市は寒いところなので知多市とは条件が違うので何とも言えないが、今年の気候は青森県のそれに似ているかも知れない。
この急激な気温上昇を考えると、案外そんなことになって31日のお花見は最高の日になるかも。楽観的バイアスの希望的観測ってやつだ。
目の前で四十雀の営巣の様子をながめ、すぐ近くの公園でお花見が出来る。自然と一体になって春を存分に楽しむ。わずかな心がけとちょっとした配慮。それがあってこそのことであり、まあまあ思い通りに進展していることを有難く思う。
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