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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2024.05.05
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カテゴリ:新しい環境

♪ すれ違う犬がずーっと吾を見て動かないから吾も見返す


 少子化に歯止めかからず、こどものカズは43年連続の減少。子どもの割合は50年連続で低下。1982年から43年連続の減少となった。比較可能な50年以降の統計で過去最少を更新。65歳以上人口は3625万人(29.2%)と、子どもの数の約2.6倍となっており、人口構成のアンバランスがますます顕著に。


中日新聞
 3歳ごとの年齢区分では、12~14歳が317万人と最も多く、9~11歳305万人、6~8歳288万人、3~5歳257万人、0~2歳235万人と年齢区分が下がるほど人口が減っており、少子化傾向に歯止めはかかっていない。

 国連人口統計年鑑によると、人口4000万人以上の世界37カ国中、子どもの割合が最も低いのは韓国の11.2%で、日本は2番目に低い。次いで、イタリア12.2%、スペイン13.5%だった。

 過去のことは過ぎたこととして、未来はどうなるか統計上ハッキリしている。







 超少子高齢化、超人口減少の未来の国に生きてゆく。


 以前、「☆ リニア新幹線と今後のテクノロジーの変化 パート4」で書きました。
『ヒトは社会生活を営む動物であり、子育てには血縁・非血縁を問わず多くの他者の協力が必要です。「子供は授かりものではなく、天からの預かりもの。」その大きな脳をもっているため育てるのに時間のかかる子供を、地域が共同で育てる必要がある。
 人類・民族の存続のために、その意識を再認識する方向へ舵を切るべきではないでしょうか。

 少子高齢化で市町村が消滅していくのは必至のこと。
 そう遠くない将来、学校が閉鎖・統合するように、市町村もそうならざるを得ない。それを前提にして、共同で子育てする「環境と理念」を今から暫時作り上げていくことが必要ではないでしょうか。

 地方が過疎になり、不便だからと大都市に移住する人が増え、ますます中央が肥大する。その前に手を打たなければならない。中央集権を否定しているのに、実行が伴わないところへ人口流入しては、都会が動脈硬化を起こし、成人病が悪化する一方です。

 目先のことを考えるのは生活者の宿命ですが、その感覚に政府が引っ張られ、迎合している。それではいつになっても良くならないし、病気が進み国は蝕まれて行く一方だ。ポピュリズムと極右の台頭は、進んで自閉症になる道を選んでいるようなもの。
 いっそのこと、政治はAIにやらせた方が良いとさえ思う。よほど公平な判断を下してくれるでしょう。


 純血主義のごとく移民の受け入れを嫌い、労働力としか見ておらず、いい気になって使い捨てていた。日本の経済力の低下で、そのわがままも通用しなくなり、もっと賃金のいい国に流れようとしている。経済大国は、かつての歴史の中の1ページにしか過ぎない。中東やアジア諸国からも置いてけぼりになりそうな今の日本。

 終戦間もないころを知っている団塊世代の私は、皆が貧乏だったが生き生きしていたあの頃が懐かしい。横並びでみんなが貧乏だったので、平等意識をもてて生きやすかった。

 「選択の科学」という本の中に、革命で自由を勝ち取ったはずの国民が、おしなべて「統治されて自由じゃなかったときの方が、平等で豊かだった」と言っている話が出てくる。
 また、“禁止されればされるほど、よけい欲しくなる” という人間の本質をうまく利用して、禁煙を上手に導いた例がある。禁煙をしたいと思っている人が対象の調査で、ある国は「煙草を厳禁、吸えば厳罰」とした国は、密輸入品を買う人が増え、禁煙した人はごく少数だった。それに対してある国は煙草の料金を上げた上で、「なるべく吸わないようにしましょう」と緩めに規制した。その結果、禁煙した人が大幅に増え、返って税収も増えたという。

 生成AIを活用してこういう手法が、ますます使われるようになるでしょう。巧妙に人心操作されるわけですが、“いい方向に利用さえすれば、良い社会になる” ということ。
 民族のために、ひいては人類のために、子どもを共同で育てたくなるような秘策を立てる。是非、AIに託してみてはどうだろうか。』


人口の推移

 我が家の周りに最近新しい住宅が数件建ったお蔭で、まだ保育園児だったり保育園前の子どもの声や姿を見ることができます。その元気な姿を見ているととても幸せな気分になります。
 ただ最近はは、共働きのため1歳から保育園に預ける家が多く、子育てにあまり重点が置かれていない事が気になります。

 この先もこんな調子で進んでいって、ほんとうに良いのだろうかと思ってしまいます。しかし、新しくやって来る社会に対応していくしかないことを考えると「昔はよかった」などと言ってはいられません。
 一体どんな世界が待っているのか、誰にもわかりません。分からないから生きていけるとも言えます。子どもがそうであるように、未来を信じて毎日を前向きに過ごしていくことができればいいのですが・・。





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最終更新日  2024.05.05 10:47:51
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
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